酒を酒で割る文化、意外と世界中にあるらしい
「酒を酒で割るな」と言われたとき、少し引っかかった。
確かに、炭酸やジュースで割るのが一般的だし、アルコール同士を混ぜるのは“強すぎる”というイメージがある。だが、ふと学生時代に飲んだ「ネグローニ」を思い出した。あれはカンパリとジン、そしてベルモットを合わせたれっきとしたカクテルだ。つまり、酒×酒×酒。
調べてみると、酒を酒で割る文化は意外と広く存在していた。
🍸 世界の「酒×酒」カクテルたち
ネグローニ(イタリア)
カンパリ、ジン、スイートベルモットを等量で混ぜる。ビターで大人な味わい。
ブラック・ルシアン(アメリカ)
ウォッカとコーヒーリキュール(カルーア)を混ぜたシンプルな一杯。サケティーニ(日本×西洋)
ドライジンと日本酒を合わせた、和洋折衷のマティーニ風カクテル。ボイラー・メーカー(アメリカ)
ビールのグラスにウィスキーのショットを沈めて飲む豪快なスタイル。
バンブー(スペイン)
ドライシェリーとドライベルモットを合わせた、軽やかな食前酒。
🍶 酒×酒の魅力と注意点
酒同士を組み合わせると、味の奥行きが広がる一方で、アルコール度数も当然高くなる。「酒を酒で割るな」という忠告は、酔いすぎへの警鐘でもあるのだろう。
だが、文化的にはこうした組み合わせが確立されていることも事実。
味の探求という意味では、酒×酒の組み合わせは奥深く、世界中に根付いている。