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トレンドラインがきれい

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 きれいな円高トレンドだ。トレンドラインは、上げているときは安値同士を結び、下げているときには高値同士を結ぶのが基本だ。 直線で結んだだけのトレンドラインが相場に影響を与えることは理論的におかしいと言う人もいる。金融の世界は複利で計算すべきだろうから、直線ではなく指数関数にすべきとか、あるいはチャートの縦軸を対数目盛にするべきとか、色々と考え方はあるだろう。が、実際にトレンドラインというものが支持線や抵抗線になるのだから仕方がない。チャートを見れば、理論的根拠があるかないかは分からなくても、トレンドラインで上値が抑えられているのか分かる。 このチャートは松井証券の日本株アプリのドル円チャートだ。①の高値と②の高値とを直線で結んであるのだが、結んだのは②の高値が確認された時点だ。その後、このトレンドラインが上値抵抗線になっている。このトレンドラインを上に抜けたときに相場が変化しやすい。 相場が変化するタイミングでポジションを見直すことは必要だ。レバレッジをかけて短期売買しているのなら、そのタイミングでポジションを閉じたり、新たにポジションを持ったりするし、長期投資ならそのタイミングでリバランスすると効果が高まりやすい。 まだ円高トレンドはしばらく続くと思うが、その予想が当たるかどうかは分からないのだから、チャートを見ながら次の手を考えておこうかと。

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析

株、通貨、債券など金融商品として取引できるものはたくさんあり、それぞれに適した分析方法はあるが、それらの分析方法は大きく分けるとファンダメンタルズ分析とテクニカル分析との2つに分けられる。 ファンダメンタルズ分析とは、本質的な価値を計算する方法だ。例えば株式の場合、企業の資産や収益から株式の持つ価値を計算する。それを基準にすれば、現在の株価が安いのか高いのかが分かる。安いのなら買っておけば良いし、高いのなら売ってしまえば良い。これがファンダメンタル分析の基本的な考え方だ。詳しくは別の機会に解説する予定。 テクニカル分析とは、価格の値動きをもとに分析する方法を指す。例えば、大手企業の株価が連日下げていたとしよう。業績悪化のニュースが流れるわけでもなく、その企業を取り巻く環境が悪化したわけでもなく、何もないのに下げ続けていれば、そのうち安くなったところで誰かが買うだろうから、どこかで上昇に転じる可能性は高い。これを直感で判断するのではなく、過去の株価の数値から判断するのがテクニカル分析だ。これも別の機会に解説する予定だ。 ファンダメンタル分析は、取引する対象によって用いるものが異なる。株式場合、株価収益率や純資産倍率など、株価指標と呼ばれる指標を用いるし、為替なら購買力平価という指標を用いる。テクニカル分析はテクニカル指標を用いる。テクニカル指標もいろいろあるが、株式を取引するときでも為替を取引するときでも同じ指標を用いることができる。過去の値動きだけから計算をするため、必要なものは過去の価格のデータさえあれば何にでも応用できるわけだ。 長期投資ではファンダメンタル分析、短期売買ではテクニカル分析を主に用いると言われることが多いが、もちろん両方使ったほうが良い。 例えば買いたい銘柄があったとき、まずファンダメンタル分析をしてみる。そこであまりにも割高なら買うのをやめるが、そうではないのなら買うことに決める。が、すぐに買うのではない。ここてテクニカル分析の出番だ。トレンドに乗っているかどうか、売られ過ぎや買われ過ぎはないかなどをテクニカル指標で判断して買うタイミングを決める。 長期投資の場合、ファンダメンタル分析だけでも良いとは思うが、テクニカル分析もできるにこしたことはない。タイミングが少し違っただけでは利益はほんの少ししか変わらないとは思うが、それが積み重なり、複利効...