手数料を忘れてた

 米国ETFを買い集めていた。買付余力が48.12ドルあった。買う候補に入っていたETFの価格が49ドル付近だった。48.12ドルで指値を入れておけば買えるかもしれないと思った。注文を入れてみると、「買付余力が不足しています」と表示される。買付余力が48.12ドルあって、48.12ドルの指値を入れたのだから不足するはずがないと思ってしまう。思い込みというのは恐ろしくて、これはきっとアプリのバグだとまで思ってしまう。危うくバグ報告しそうになった。

そうだ、手数料だ。

国内株式は手数料無料が当たり前になっている。国内のETFは最低投資金額があまり高くないから、手数料がかからない。十年以上松井証券で売買しているが、手数料を支払ったのはほんの数回。合計しても数百円程度だろう。

手数料無料に慣れすぎた。

松井証券が50万円以下の国内株の手数料を無料にしたとき、そんなことがあり得るのかと驚いた。ありがたい話だと思ったわけだが、今では当たり前になっている。

ありがたいと思っていたことが、いつの間にか当たり前になってしまわないように気をつけなければならない。


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