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調整という言葉は

 「調整」という言葉がよく使われる。本来あるべき状態に向かうことを指す言葉だと教えられた。例えば、「値幅調整」や「株価調整」は、本来あるべき株価に向かって変動することを指すそうだ。情緒絵トレンドに乗っていると、相場の勢いによって適正価格を超えて上がりすぎることがあり、その状態から適正価格へ向かって下げることを調整と呼ぶと、こんなふうに言われたことがある。 「スピード調整」や「時間調整」という言葉は、変化が早すぎた場合に、時間の帳尻を合わせるために待つというような意味で用いられるそうだ。例えば、上昇が早すぎた場合、本来あるべき上昇スピードに合わせるため、一時的に保ち合いになるような状態を指す。 上昇してきた状態から一時的に上昇をやめたとき「この局面は値幅調整ではなく時間調整だ」と言うときには、これから大きく下げるのではなく、一時的に持ち合い相場になるという意味で用いられる。 「調整」という言葉にはこういった意味が込められているようで、超初心者の頃に、そのまま受け入れていた。つまり、長年相場に関わっていれば、本来あるべき姿が分かってくるのだろうと。 そんなことはないわけで、例えば適正価格が分かっていて、その価格に向かって株価が動くのなら、誰でも儲けられるはずだ。 「調整」という言葉は、一時的に下げる、あるいは上昇トレンドが止まるというような意味くらいしかないと思っておいたほうが良さそうだ。「調整局面に入りました」は、「そろそろ上昇も止まりそう」あるいは、「下げてきたね」くらいの意味で捉えておこう。

押し目買い

相場が上昇トレンドにある時には、一時的に相場が下がることがある。この下落を押し目と呼び、そのタイミングを狙って買いを行うことを押し目買いと言う。しかし、押し目かどうかは後からしかわからないという点が重要だ。 押し目だと思って買いを入れたものの、実はそれが天井であり、その後下降トレンドが始まることもある。押し目なのかトレンドの転換点なのかは、後から判断するしかない。私たちは神様ではないため、未来を予知することはできない。 ただし、慎重に取引を行うことで押し目買いは利益を上げることが多い。慎重さを持って押し目買いのタイミングを探ることは良いことだ。 慎重な取引をするためには、まずトレンドがしっかりと形成されているかを確認する必要がある。トレンドラインを引き、強いトレンドが確認できるかを見ることが重要だ。また、可能であればテクニカル指標も利用して確認しておくと良い。 さらに、損失を最小限に抑えるためには、ロスカットの方法を確保しておくことも重要だ。未来を予知することができない私たちが資金を守るために最も効果的な方法はロスカットだ。明確なルールを設定し、例えば買値から5%下落したら即座に売るといったルールを決めておくこと良い。

自律反発とは

 自律反発とは、相場が急速に下落した後に警戒心から一時的に戻る現象だ。地面に落ちたゴムボールが自身の弾力で跳ね返るように、株価も急落後に反発することがある。 自律反発にはいくつかの原因が考えられる。まず、相場が下げすぎたという認識に対する買い注文が挙げられる。下落が続くと、一部の投資家は株価を安く感じ、買い注文を入れることで一時的な反発が生じる。 空売りの買い戻しも原因として考えられる。高値で空売りをしていた投資家が、利益確定のために買い戻し注文を入れることで、一時的な上昇が生じることがある。 知っておくべきことは、自律反発は一時的な現象であり、大きなトレンド転換を示すものではないということ。自律反発は主にテクニカルな要素によって生じるものであり、ファンダメンタルズの改善によるものではない。 下降トレンドが続いている場合には、一時的な上昇に惑わされないように注意が必要だ。上昇が一時的な反発に過ぎず、その後再び下落する可能性もあるため、慎重な判断が求められる。