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ヘッジありかなしか

  同じインデックスに連動する外貨建てファンドが2つあって、一方が円ヘッジあり、他方がヘッジなしだった場合、どちらに投資するのが良いだろうか。 あるウェブサイトには、円高になると予想するのなら為替ヘッジあり、円安になると予想するのなら為替ヘッジなしを選べば良いと書かれていた。予想が当たるのならそれで良い。が、あいにく我々には未来のことはわからない。 どちらを買うのかを迷ったときには、私はとりあえず両方買っておくことにしている。 そもそも、迷うという時点で両方の選択肢を十分に検討しているだろうから、どちらも買う価値はある。相場には完全な正解というものはないのだから、迷った時点でどちらもある程度は正解だ。こういうときこそ両方買っておけば良い。 欲張るのなら為替レートを研究して予想を的中させればよいわけだが、そんなことができるのならFXで大儲けできるはず。一部の天才にはできるかもしれないが、ほとんどの人間には不可能だ。ましてや本業ではない人間には無理だろう。 どちらかを選ばなければならないという特殊な状況にあるのならあきらめて選ぶしかないが、そうでないのなら両方買っておけばよい。もちろんだが、ヘッジコストが高すぎないということが前提だが。

介入は効かないというのがコンセンサスだが

相場格言として有名なものに、 人の行く裏に道あり花の山 とある。市場参加者の大多数と同じようにしていては大きな利益は得られないという意味だろう。多くの人の予想が同じであるときにはその予想は外れやすいとある先輩から教えられたことがある。 一つの国が単独で介入しても為替市場に与える影響は軽微だ、ということを多くの人が言っているように思う。私もそう思っている。一時的に円高に誘導できただけで、すぐに円安トレンドに戻るだろうと。そう考えれば、案外、日本の単独介入が大きな影響を与えてトレンドが転換するかもしれない。 などと思うような思わないような。 結局のところ、いろいろなことを学べば学ぶほど先のことは分からないということが分かってくるだけのように思う。だからこそ、予想が当たらない前提で投資を続けるべきなのだろう。 このまま円安トレンドが続くかもしれないしトレンドが転換するかもしれない。どの場合でも大損しないようなポジションを組んでおきたい。例えば、ドル建ての資産に投資をするときにヘッジするべきかどうかと悩んだ末、ヘッジしないかヘッジするかのどちらかにするというのは好ましくない。ヘッジするものもあればヘッジしないものもあって、いろいろなものに投資をしておいたうえで、トレンドが変わっても変わらなくても、あるいは保ち合いになったとしても、どの場合でもそこそこの利益が得られるような戦略を立てるのが良い。