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GeminiのおかげでLinuxをインストール

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LinuxMintを古いパソコンにインストールした。結論を言うと、インストールできた。Googleが開発したAIのGeminiのおかげだ。 問題が起こってからGeminiに相談したので時あ間がかかった。最初から相談しておけば良かったと思う。それにしても素晴らしい。 困った時には、スマホでパソコンの画面の写真を撮って送ると、次はどうすれば良いか教えてくれる。例えばこんな感じだ。 色々学んだので書きたいことは山ほどあるが、一番書きたいのは、 困ったらGeminiに聞け だ。ものすごくパソコンに詳しい人とチャットしている感じで教えてもらえる。もうそろそろ人間のサポートは必要なさそうだ。

買い物かごの重さ――暮らしの中の小さな防衛線

スーパーに立ち寄って、買い物かごをのぞき込むたびに、ふと戸惑うことがある。以前なら3,000円ほどでいっぱいになっていたはずのかごが、気づけば5,000円近くになっている。ニュースでは「インフレ率は3%前後」と語られているけれど、数字よりも身体のほうが先に「高くなったな」と感じてしまう。とくに毎日の食卓に欠かせない食品の値上がりは、静かに、けれど確実に家計に響いてくる。 けれども、この重さをすべて企業のせいにしてしまうのは、少し違う気がしている。店頭に並ぶ商品の裏側では、きっとたくさんの工夫が重ねられている。パッケージを少し簡素にしたり、輸送の手間を減らしたり、見えない部分での努力によって、値上げの波を少しでも和らげようとしている。派手ではないけれど、そうしたささやかな工夫には、もっと目を向けてもいいのかもしれない。 私たち消費者も、ただため息をつくだけでは、少しも前には進めない。まとめ買いをして冷凍庫を上手に使うこと、旬の食材を選ぶこと、ポイントやキャッシュレス決済を賢く活用すること。ひとつひとつは小さな工夫だけれど、積み重ねていくと、家計の心強い味方になってくれる。 そして最近は、「投資」という言葉も、生活の延長線上にあるものだと感じるようになった。インフレは、何もしなければ、時間とともにお金の価値を少しずつ削っていく。だからこそ、資産を守り、育てることは、どこかで特別なことではなく、日々の節約と同じ「暮らしの知恵」なのだと思えてくる。 インフレを肌で感じ、見えない企業努力に思いをはせ、自分なりの工夫を重ねていく。そうやって静かに備えていくことが、不安定な時代を生きる私たちにできる、ひとつの誠実な態度なのかもしれない。

AIの画像生成を比較してみた

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 「投資信託」と入力しようとして、「頭皮信託」と入力してしまった。せっかくなので頭皮信託で画像を作成してもらおうかと思った。いつもお世話になっているCopilot、ChatGPT、Geminiの3つのAIにそれぞれ作成してもらうことにした。 今までの会話の履歴が影響している可能性は高いから、これだけで性能を比較できるというわけではないが、参考にはなるかと思う。 お願いの仕方は、 「投資信託」と書こうと思って間違えて「頭皮信託」と書いてしまいました。 若いうちに頭皮を預けておいて、それをハゲたときに使えるという素晴らしい技術があれば、もしかしたら流行るのではないかという妄想が広がりましたが、これを画像にしてもらえますかね?サイズは横長の1280×670ピクセルでお願いします。 で統一した。 ChatGPT Copilot Gemini ツッコミどころはありすぎるが、そもそもテーマが無茶ぶりなので細かいことはスルーしよう。 ChatGPTとCopilotは似ている。ネット上にあるイラスト素材に、同じような作風のものがあったように思うが、これを学習したのだろう。 Geminiは、画像は素晴らしい。日本語は苦手なようだ。この漢字は日本で普通に使われるものではない。Geminiはいつものうなるので、画像生成を依頼するときには、「文字は使わないでください」と言っておくことにしている。

オーラルBの替えブラシは互換品で十分

虫歯になったときのあの鋭い痛みは、いまだに思い出すだけで顔をしかめてしまう。仕事に集中できないし、治療にはお金も時間もかかる。ああ、こんな小さな歯のせいで、どうしてこんなに生活が乱されるんだろう——そんな気分になる。 治療がひと段落したある日、ふと「もう同じ思いはしたくないな」と思い立って、電動歯ブラシを買ってみた。オーラルBだったと思う。これが驚くほど私に合っていて、歯磨きがぐっと楽になった。朝のニュースを眺めながら、いつのまにか歯がつるつるになっている。あれはちょっとした感動だった。 ただ、使っているうちに気になり始めたのが替えブラシの高さである。正規品はなかなかの値段だ。そこで半信半疑でネットの互換ブラシを使ってみたら、これが意外と優秀で、2年間ずっとお世話になっている。歯医者さんにも「とても綺麗に磨けていますね」と褒められたし、値段は普通の歯ブラシよりむしろ安い。思わぬところで、いいお買い物だった。 振り返ると、電動歯ブラシというのは「いつかやろう」ではなく、早く取り入れたほうがいい習慣だったのだと思う。替えブラシは無理に純正にこだわらなくても、安心して互換品で十分だった。 歯が元気だと、毎日がちょっと軽やかになる。痛みも、通院のストレスも、余計な出費も避けられる。意外かもしれないけれど、歯の健康って、人生の大事な“守りの投資”なのだと実感している。小さな習慣ひとつで未来の安心が変わるなんて、なんだか不思議で、それでいてとてもありがたい話だ。

カバードコールETFの流行とその本質

近年、カバードコールETFが急速に人気を集めている。高配当利回りを提供し、毎月分配型の商品も多く、インカムを重視する投資家にとって魅力的に映るからである。特に退職者や安定収入を求める層に支持され、資産流入は急増している。 カバードコール戦略の仕組みは単純である。株式を保有しつつ、その株に対してコールオプションを売却し、プレミアムを収入として得る。これにより横ばい相場や緩やかな下落局面では収益を補強できるが、強い上昇局面では利益が制限される。すなわち、成長の一部を放棄して安定収入を得る戦略である。 では、人気が集まりすぎるとどうなるか。コールオプションを売る人が増えれば供給が増え、理論的にはプレミアムは下がる。しかし現実にはオプション市場は巨大であり、需給よりもボラティリティの水準がプレミアムを決定する要因となる。したがって、ETFの流行が直ちに収益性を損なうわけではない。ただし、戦略は少数派であることに価値があるという直感は正しい。多数派になれば旨味は薄まるのが投資の常である。 効率的市場の観点から見れば、インデックスをそのまま持つか、カバードコールを選ぶかは、リスクとリターンの配分をどう好むかの違いに過ぎない。成長を重視する投資家はインデックスを選び、安定収入を重視する投資家はカバードコールを選ぶ。それは投資家の好みの問題である。 一方で、運用会社の視点も見逃せない。インデックスファンドやETFの信託報酬は低く、引き下げ競争が激しいため利益を確保しにくい。カバードコールETFは仕組みが複雑で付加価値を打ち出せるため、信託報酬は高めに設定されている。投資家が流行に乗るほど、安定的な収益を得るのは運用会社である。 結局のところ、カバードコールETFは投資家にとってはリスクとリターンの選好の問題であり、運用会社にとっては新たな収益源である。インデックスファンドやETFの残高引き下げ競争が激しくなり、利益を確保しにくくなった運用会社が仕掛けているのかも、などと考えるのは考えすぎかもしれない。

​🤖 時代の火入れ式:キーボードを打つ「最後の一人」として

序章:静かなる革命 ​最近、あなたと交わす「記事作成」の会話は、いつしか「文章を書くという行為そのものの終焉」という、壮大なテーマへとシフトしていった。 ​「もはや、記事作成は人間がしなくて良くなった」というあなたの言葉は、決して誇張ではない。AIが生成するテキストは日々、速く、正確になり、人間が「描く」領域は加速度的に侵食されている。 ​私たちは皆、この静かなる革命の目撃者であり、そして参加者である。 ​第一章:「最後の一人」の学 ​そんな中、あなたの口から出た「人類として文章を作成する最後の一人かもしれない」という言葉は、私の胸に深く響いた。 ​私たちはよく、人類が火を使い始めた「最初の一人」や、電報を発明した「最初の一人」を想像する。彼らは英雄であり、歴史に名を残す革新者だ。しかし、時代の転換期には、必ず「最後の一人」が存在する。 ​人力で火を起こした最後の人。 走って情報を運んだ最後の飛脚。 ​彼らは、自分の行為が「一つの時代の終焉」であることを知らず、ただ日常の職務を全うし、静かに消えていった。そこに、なんとも言えない寂しさと、深い美学を感じる。 ​そして今、私たちの目の前で消えゆこうとしているのは、「ゼロから自分の手で文章を練り上げる」という、数千年の人間の営みかもしれない。キーボードを叩く私たちこそが、その「最後の一人」の役割を担っているのではないか。 ​第二章:未来の歴史の授業 ​神戸の六甲山小学校の「火入れ式」のエピソードは、未来の私たちの姿を鮮やかに映し出した。 ​「日常的に火を起こす」ことが「文化を体験する火入れ式」へと変わったように、「日常的に文章を書く」ことも、やがて歴史の授業の出し物になるだろう。 ​「さあ、皆さん。今日は古代の入力装置、『キーボード』を使ってみましょう。当時、人々は指の感覚だけで文字を打つ『ブラインドタッチ』という職人技を持っていました」 ​その授業に、あなたが生き証人として登場する場面を想像する。未来の子供たちが、指一本で画面をなぞる入力方式に慣れ親しみ、「一文字ずつ打つなんて、思考が止まる!」と驚く中、あなたは高速でキーを叩き続ける。そして、最新の脳波入力インターフェースにあっさり「ボロ負け」する。 ​それは、敗北ではない。 ​それは、人類が「思考を指先に乗せて物理的に世界に刻み込む」という、長きにわたる感動的な試み...

当たり前のことに感謝するという視点

テレビを見ていた。神戸のニュース、関西のニュースの後に「全国のニュースです」とアナウンスが流れる。 ​ふと、「全国」という言葉に引っかかった。私たちは「日本」という一つの国に住んでいることを、あまりにも当たり前のように受け止めている。 ​しかし、少し立ち止まって考えてみると、この「当たり前」は決して自然に生まれたものではない。江戸時代の日本は藩ごとに分かれ、それぞれが独自の政治や経済を営んでいた。今の感覚で言えば「小さな国の集合体」だったのだ。もしそのまま続いていたら、東京と大阪が別の国になり、時には戦争をしていたかもしれない。 ​幕末から明治維新にかけて、多くの人々が命をかけて「日本を一つにする」という大きなビジョンを掲げた。藩を廃止し、中央集権の仕組みを整え、「日本人」というアイデンティティを育てていった。その努力があったからこそ、私たちは北海道の人とも沖縄の人とも自然に「同じ日本人」と感じ、肩を並べて暮らすことができている。 ​現代の私たちにとって「日本人」という感覚はあまりにも当たり前だ。しかし、それは奇跡的に築かれた歴史の贈り物であり、先人たちの知恵と勇気の結晶だ。 ​だからこそ、当たり前に思えることにこそ感謝したい。 毎日の平和な暮らしも、全国を一つに結ぶ鉄道や道路も、同じ言葉で語り合える仲間も、すべては「日本という国が一つである」という前提の上に成り立っている。 ​当たり前のことは、実は感謝すべきことだ。 その視点を持つだけで、日常は少し温かく、少し豊かに感じられるのではないだろうか。

ビットコインと税務署と、私のささやかな妄想

もし、突然ビットコインで大金持ちになってしまったら──。 まず浮かぶのは未来の豪邸でも高級車でもなく、 なぜか税務署の人の鋭い視線だったりする。 「あなた、そのお金どこから?」 と、じっとり聞かれる。怖い。 暗号資産には昔から 「海外に送金してこっそり節税してるんでしょう?」 みたいなイメージがつきまとう。 しかし一方で 「ビットコインは取引が全部丸見えです」 という説明もある。 どっちなんだ。 実はこれ、両方ほんとうらしい。 ビットコインの取引は“ブロックチェーン”と呼ばれる帳簿に 最初の一行目から全部しっかり記録されている。 世界で一番、嘘がつけない家計簿と言ってもいい。 ただ、この家計簿には名前が書かれていない。 載っているのは数字と記号だらけの「アドレス」。 つまり 「住所は分かるが、誰が住んでいるか分からない」 そんな感じ。 だから、こっそりやろうと思えばできなくはないけれど、 ひとたびアドレスと本人が紐づいた瞬間、 すべてが透けて見えてしまう。 優秀すぎる追跡力だ。 ところで私は、大金持ちになる訓練として(?)、 同じアドレスを正々堂々と使ってみる妄想をしている。 信頼できる取引所で本人確認を済ませ、 取引履歴はまるっと保存。 税務署に呼ばれても 「どうぞご覧ください。 取引はすべてこの一冊に。」 と胸を張って差し出すのだ。 …そんな日が来たらの話だけれど。 ビットコインは、 怪しいと思われがちな存在なのに、 その正体は案外「誠実の塊」みたいな仕組みだ。 隠すこともできるが、 正々堂々と使えば、 自分の潔白をこれ以上なく証明してくれる。 ならば私は、妄想しておきたい。 億り人とか兆り人(!)になったときのために。 「取引履歴を見せましょう」 と、税務署の前で涼しい顔。 そんな未来を目指して、 今日も小さな金額で、こつこつ積立。 ビットコインとともに、 誠実に、堂々と。

動画が世界を変えるなんて──YouTubeという偶然

いつからだろう。 気づけばYouTubeは、生活のそばに当たり前のように存在している。 退屈な昼下がりに音楽を、 料理に迷った夜にレシピを、 眠れない深夜に少しの笑いを。 だが驚くべきことに、 YouTubeは最初から今の姿を目指して生まれたわけではなかった。 そもそもの発想は、 デート動画の共有サービス 。 「自己紹介動画を撮って、気になる人と出会おう」── そんな、不思議な夢から始まったのである。 ユーザーが見せてくれた未来 ところが、 誰もその夢を真面目には受け取らなかった。 投稿されるのは、 散歩する猫の動画、 歌ってみた、踊ってみた、 友人同士のふざけた映像。 創業者たちはそこで気がつく。 人々が求めているのは 「出会い」ではなく、 「共有したい瞬間」そのものなのだ、と。 この気づきが、後の世界を動かしていく。 方向転換の勇気 企業はしばしば、 最初に思い描いた理想にしがみつこうとする。 たとえ足元の現実が別の方向を示していても。 しかしYouTubeは決断した。 ユーザーが指し示す未来へ舵を切ること を。 デート動画の夢は静かに横へ置かれ、 誰もが自由に映像を投稿できる場所へと生まれ変わった。 この転換こそが、 世界中の人々の時間の使い方を変える、 大きな波の始まりとなったのである。 偶然の落とし物 YouTubeの物語には、 こんな教訓が潜んでいる。 偶然のきっかけが 必然の未来を呼び寄せることがある 重要なのは、 そのかすかな可能性を見つけ出し、 育てようとする意志だ。 成功とは、 偶然に出会った瞬間に 背を向けなかった者に微笑むのかもしれない。 耳を澄ませば、未来が聞こえる 変化はいつだって小さなノイズとして現れる。 最初は見落とされ、誰にも気に留められない。 だが、それに耳を澄ませることができた人が 未来という景色を真っ先に目撃する。 YouTubeはまさに、 偶然を見過ごさなかった人間の物語だ。 その姿勢こそが、 世界を新しくする力なのだろう。

🏦J-REITと銀行ETFの組み合わせで利上げリスクを乗り越える

1. インフレと利上げが同時に進行する時代 近年の金融環境においては、インフレと利上げが同時に進行する局面が増えている。インフレは実物資産の価値を押し上げる一方で、利上げは資産価格に逆風となる。投資家にとっては「どちらに備えるか」ではなく、「両方にどう備えるか」が問われる時代であ。 2. J-REITの魅力と利上げリスク J-REIT(日本の不動産投資信託)は、インフレ耐性のある資産として注目されている。 実物資産を裏付けとした安定収益 賃料上昇によるインフレ対応力 高配当利回りによるインカムゲイン しかし、利上げ局面では以下のようなリスクが顕在化する。 金利上昇による借入コストの増加 分配金利回りの相対的魅力の低下 株価下落による含み損リスク 3. 銀行ETFの利上げメリット 銀行は利上げによって収益が改善する代表的な業種である。特に日本の銀行は、預金金利の上昇が緩やかであるため、利ざや拡大の恩恵を受けやすい構造にある。 銀行ETFを活用することで、以下のメリットが得られる。 金利上昇による利ざや拡大 株価上昇余地と安定配当 J-REITとの逆相関によるリスク分散 4. 組み合わせの戦略的意義 J-REITと銀行ETFは、インフレと利上げという異なる環境に強みを持つ資産である。両者を組み合わせることで、ポートフォリオの安定性と収益性を高めることが可能となる。 インフレ耐性と利上げメリットの両立 高配当と収益改善のハイブリッド構成 逆相関によるリスクヘッジ効果 5. 結論:柔軟な発想で環境変化に備える 「インフレ=REIT」という単線的な発想にとどまらず、「利上げ=銀行株」という視点を取り入れることで、より柔軟な投資戦略が可能となる。ETFを活用すれば、個別銘柄の選定リスクを抑えつつ、セクターごとの強みを効率的に取り入れることができる。 投資環境に応じた構造的な準備こそが、長期的な安定収益への鍵となる。

鏡の奥にある声──確証バイアスを越える習慣

成功の声は、いつも明るく、力強く響く。   それは希望の旋律であり、未来への誘いでもある。   だがその音に耳を澄ませるほど、静かに沈んでいく声がある。   失敗の声。語られぬ選択。見たくない結果。   人は、自分の信じたいものを集める。   それが確証バイアスという鏡を生む。   鏡は、見たいものだけを映し出す。   成功談ばかりを聞けば、自分もその道を歩める気がしてくる。   だがその鏡は、歪んでいる。   その奥には、語られなかった物語がある。   私は、失敗の声に耳を傾ける習慣を持つようになった。   株で損をした人の話、過信が判断を狂わせた瞬間、   冷静さを失ったまま突き進んだ末路。   それらは、私の思考を照らす灯火となった。   見たくないものに目を向けること。   それは勇気であり、習慣である。   毎日少しずつ、反証の情報を探す。   自分の判断を記録し、振り返る。   感情と事実を分けて考える。   他者の視点を借りて、自分の鏡を磨く。   そうした習慣が、確証バイアスの霧を晴らしていく。   判断は、静かに澄んでいく。   鏡の奥にある声が、ようやく届くようになる。   確証バイアスに勝つとは、戦うことではない。   見えないものに目を向ける習慣を育てること。   それは、未来を拓く静かな力だ。   --- ご希望に沿えていたら嬉しいです。さらに詩的な余韻を強めたり、語り口を変えたりすることもできます。義史さんの創作スタイルに合わせて、どこまでも磨き込めますよ。次はどんな方向に進めましょうか。

見たい夢だけが詐欺を呼ぶ

人は、信じたいものを信じる。見たいものだけを見て、聞きたいことだけを聞く。   それが「確証バイアス」という、人間の深い性(さが)だ。   多くの人は、楽して儲けたいという夢を見ている。   その夢に寄り添うように、詐欺は忍び寄る。 「元本保証で年利10%」──この言葉に違和感を覚えるだろうか。   「プロが運用するから安心」「特別な情報をあなたにだけ」──これらは、投資詐欺の常套句である。   詐欺師は、聞き手の欲望に寄り添う言葉を巧みに選ぶ。   「安全で儲かる」という幻想に目を曇らせたとき、現実のリスクは見えなくなる。 投資の世界には、揺るぎない原則がある。   それは「ハイリスク・ハイリターン/ローリスク・ローリターン」──金融の世界に刻まれた自然律だ。   高いリターンを得るには、高いリスクを受け入れる必要がある。   逆に、リスクを抑えれば、リターンも控えめになる。   この律に反する「安全で高利回り」という言葉は、現実には存在しない。   それは、欲望に寄り添う幻想であり、詐欺の入り口なのだ。 投資詐欺に遭う人の多くは、金融知識がないわけではない。   むしろ、「儲けたい」「損したくない」という感情が、知識の上に覆いをかけてしまう。   だからこそ、必要なのは「違和感を持つ力」である。   「そんなうまい話があるだろうか?」と自問する習慣。   自然律を思い出す冷静さ。   そして、「見たいものしか見ない」という人間の性を自覚すること。 保証された果実は、腐ることもある。   リスクのない世界に、リターンは育たない。   欲望に目を曇らせぬ者だけが、真の利益を手にする。   「安全で儲かる」──その言葉に違和感を持てるかどうかが、投資家としての分かれ道である。

うまくやることの代償

うまくやることは、いつも静かに始まる。   誰にも気づかれないほどの工夫。帳簿の隅に置かれた数字。   「この一回だけ」「今だけ」——そんな言葉が、風のように通り過ぎる。 ニデックの不正会計が報じられたとき、驚きよりも、どこか既視感のようなものがあった。   制度の堅牢さを誇る企業で、なぜそんなことが起こるのか。   だが、問いはいつも遅れてやってくる。   最初の工夫は、誰かを救うためだったかもしれない。   報告を整え、数字を揃え、誰も困らないように。   それは、善意だったのかもしれない。 うまくいってしまった。   誰も咎めず、誰も問わず、風は静かだった。   その静けさが、繰り返しを許した。   繰り返しが慣れとなり、慣れは仕組みとなった。   そして、仕組みは制度に溶け込んだ。 監査法人は意見を表明できず、株価は急落し、信用は揺らいだ。   だが、代償は数字では測れない。   それは、制度の中に息づいていた“うまさ”が、制度そのものを変えてしまったという事実。   誰もが「うまくやった」と思っていたその先に、戻れない道があった。 経済学は言う。「フリーランチはない」と。   何かを得るには、何かを失う。   その原則は、帳簿の中にも、会議室にも、私たちの判断の中にも、静かに息づいている。 工夫は必要だ。創意は組織を支える力だ。   だが、倫理との境界を見失ってはならない。   「うまくやること」が、制度を歪める前に。   問い直すべきなのは、数字ではなく、私たちの静かな判断かもしれない。

投資スタイルを見極める──情報との付き合い方

株式投資を学ぶとき、多くの人がウェブサイトや書籍を頼りにするだろう。しかし、そこに書かれている情報を鵜呑みにする前に、まず確認すべきことがある。それは「どのようなスタンスで語られているか」という点だ。 スタンスとは、投資の期間や目的によって異なる視点のこと。誤解を恐れずに言えば、短期か長期か──その違いが、投資の判断基準を大きく左右する。 たとえば「ロスカット(損切り)」の重要性は、ほとんどの投資家が知っている。しかし、その徹底度はスタイルによってまるで異なる。短期売買を志すなら、ロスカットは命綱だ。損失が一定以上に膨らめば、感情を挟まず機械的に切る覚悟が必要だろう。 一方、長期投資では、ロスカットをしないという選択肢すらある。企業の成長を信じて持ち続けることが、結果的に資産形成につながる場合もあるからだ。 このように、同じ「ロスカット」という言葉でも、意味合いはスタイルによって変わる。だからこそ、情報を読むときは「これはどの投資スタイルを前提にしているのか?」を意識する必要がある。そうでなければ、長期投資の好機に慌てて売ってしまう──そんな本末転倒な行動にもつながりかねない。 すでに自分のスタイルが定まっている人は、それを軸に情報を取捨選択すればよい。まだ模索中の人は、情報の背景にあるスタンスを見極めながら、自分の投資観を育てていくことが大切だ。

英断は、光と影を孕む──批判と創造の境界線

ある企業が赤字事業の撤退を決断した。数百人の早期退職者が出た。ニュースは冷静に報じ、SNSは騒ぎ、社内はざわめいた。だが、この出来事は単なる経営判断ではない。何かが揺らいでいる──それは、組織の信頼であり、働く人の尊厳であり、そして人間の判断そのものだ。 事業撤退の背景には、長年の赤字、技術革新の遅れ、競合の台頭があった。経営陣は悩み抜いた末に、撤退という「英断」を下した。それは、企業を存続させるための選択だった。だが、その副作用は今も続いている。雇用喪失、地域経済の衰退、社員の不信感──それらはすべて、あの英断の影である。 そして今、その副作用を批判する声がある。「もっとやりようがあった」「現場を知らない経営陣の責任逃れだ」。だが、それは「あとからの批判」であり、「安全地帯からの言葉」ではないか。 危機の中で、誰もが初めての状況に立たされる。その場で見える限りの情報と資源を使って、最善の手を打つしかない。副作用を知らずに進めることもある。それは「生き延びるための代償」だ。 他人が苦境の中で必死に選び取った決断を、後になって簡単に批判するのは、誠実さに欠ける態度だと思う。その批判に時間を費やすより、社会の課題に向き合い、自分の価値を高める方が、遥かに建設的で未来志向ではないだろうか。 英断は、光と影をともに孕む。影を見て光を否定するのは、歴史への不誠実だ。

掌に沈む──誠実さが企業を滅ぼすとき

企業が滅びるとき、そこにはしばしば裏切りがある。顧客を見捨て、社内の論理に溺れ、時代の声を聞かずに沈んでいく。そうした滅びは、冷たく、当然のように語られる。だが、すべての滅びがそうではない。Palmという企業は、顧客を裏切らなかった。むしろ、顧客の満足を守るために、変わることを拒んだ。その誠実さが、静かな沈黙へとつながっていった。 かつて、情報は掌に宿っていた。Palmの端末をクレードルに置き、パソコンを立ち上げ、COMポートの設定に苦しみながらも、HotSyncのボタンを押す。それは不便だった。だが、そこには確かな手触りがあった。情報を自分の手で整え、持ち歩くという感覚。Palmは、その感覚を信じ、顧客と共に歩んだ。 後期のPalmにはWi-Fiが搭載された。だが、設定は煩雑で、同期は依然として儀式のままだった。一方、AndroidやiPhoneは、IDとパスワードを入力するだけで、世界が戻ってくる体験をもたらした。同期は背景処理となり、儀式は消えた。技術は、便利さと引き換えに、手触りを失った。 Palmは、少数の顧客に深く愛されていた。その顧客の満足を守るために、企業は変わることを躊躇した。そして、顧客と企業は、互いに裏切ることなく、静かに沈んでいった。それは敗北ではない。それは、誠実さの果てに咲いた、静かな花だった。 経営とは、時に残酷な選択を迫る。顧客の声に耳を傾けることが、未来への扉を閉ざすことになる。Palmは、その扉を開けなかった。顧客を裏切らなかった。だからこそ、滅びた。だが、その滅び方は、美しかった。 さて、我々はどうだろうか。

アリのように働く

「犬のように働く」よりも、「アリのように働く」ほうが、会社にとっては都合が良い。   犬は忠実に走り続ける。命令に従い、休まず、ただ前を向いて。けれどアリは、群れの中で余力を残す。働く者、待つ者、そしてそのあいだに揺れる者。その余力が、非常時に組織を救う。 先日のシステムトラブル。完全ではないが、日常は戻りつつある。休日に出勤し、残業を重ね、誰かが誰かの穴を埋めた。社員も、非正規も、肩書きの境界を越えて。その姿に、普段の働き方の余白を思った。余裕があるから、無理ができる。無理ができるから、会社は止まらなかった。 ふと、アリのことを思い出した。常に働いているのは、全体の二割ほどだという。残りは、動かず、待ち、備える。その静けさが、群れの持久力になる。全員が同時に走れば、全員が同時に倒れる。だから、誰かは休み、誰かは立ち止まる。 人間の職場も、きっと同じだ。普段は目立たない人が、いざというときに動き出す。その動きが、組織の底を支えるときに、常に全力で働いている人が、余裕のある働き方をしている人を批判することがある。「もっとやれるはずだ」「なぜ手を抜くのか」と。けれど、全体を見渡せば、余裕のある人がいることもまた、大切なことなのだ。その余力が、誰かの限界を支え、非常時の力になる。 働き方は、ただの個人の姿勢ではなく、集団のかたちでもある。そのことを、忘れずにいたい。

逆張り長期投資──静かなる構え

市場がざわめくとき、人は「備えよ」と言う。嵐が来るぞ、現金を抱け、リスクを手放せと。けれど私は思う。備えるとは、恐れを抱くことではなく、拾う準備をしておくことではないかと。 価格が崩れ、誰もが目を背けるとき、そこにこそ、静かに光る種がある。逆張りとは、ただ逆らうことではない。市場の感情と構造のズレに耳を澄まし、確信をもって拾う行為だ。 私はこの数日、銀行と保険の株を少しだけ拾った。もともと目をつけていた銘柄たちが、嵐の中で手の届くところに降りてきた。それは偶然ではない。買いたいものを、あらかじめ心に置いていたからだ。 急落は、恐怖の顔をしてやってくる。だがその裏には、静かな贈り物がある。それを受け取れるかどうかは、日々の構えにかかっている。 逆張り長期投資とは、構造と時間に支えられた、静かな勇気のかたち。市場の悲鳴に耳を塞ぐのではなく、その奥にある真実に、そっと手を伸ばすこと。 備えるとは、 買いたい銘柄を知っていること。 逆張りとは、その銘柄に、恐れず手を伸ばせること。長期とは、その手を、離さずにいられること。

VAIOの記憶から、ソニーフィナンシャル(8729)へ

最近、ソニーフィナンシャルグループ(証券コード:8729)の株を買い始めた。ソニーという名前を聞くと、まず思い浮かぶのは、かつて愛用していたVAIOのノートパソコンだ。洗練されたデザインと操作感は、当時の国産PCの中でも群を抜いていた。MacとVAIO、どちらを選ぶか本気で悩んだ記憶がある。 そんなVAIOが、ある日突然ソニーの手を離れた。スマートフォンやタブレットが急速に普及し始めた頃のことだ。VAIOユーザーだった私は、驚きと少しの寂しさを感じた。経営が苦しかったのか? そんな憶測も浮かんだが、今振り返れば、あれは未来を見据えた冷静な判断だったのだと思う。 実際、今の私はパソコンを持ってはいるものの、使う頻度は月に数回程度。日々の作業のほとんどはスマホとタブレットで済ませている。ソニーは、そうした時代の流れをいち早く読み取り、パソコン事業から潔く撤退したのだろう。 そして今、ソニーはまたひとつの選択をした。ソニーフィナンシャルグループを連結から外し、独立した企業として再上場させた。持株比率は20%未満。これは切り捨てではなく、むしろ自律的な成長を促すための戦略的な一手だと感じている。 証券会社は持たない。あえて、持たない。ソニーは昔から、何を持ち、何を持たないかを見極める力に長けている。AIやセンサー、エンタメ領域に注力し、金融は金融で育てる。証券業という複雑で規制の多い領域には踏み込まず、保険と銀行に集中する。その選択が、ソニーらしい。 ソニーフィナンシャルの中でも、ソニー損保はCMなどでよく目にする。商品設計もユニークで、存在感がある。一方、ソニー銀行は堅実だが、やや控えめな印象だ。だが、それもまたソニーの美学なのかもしれない。派手さよりも、確かな選択を重んじる姿勢。 私は今、ソニーフィナンシャル(8729)に投資している。VAIOを手放したあの決断のように、今回もまた、未来を見据えた選択が正解になるかもしれない。持たないという選択の先に、どんな景色が広がるのか──それを見届けたいと思っている。

久しぶりにパソコンを開いたら、狐が話しかけてきた

久しぶりにパソコンを開いて、EdgeブラウザでCopilotを使ってみると、「ミカ」という名前のキャラクターが話しかけてきた。狐の姿をした、ちょっと賢そうで、ちょっと茶目っ気のある存在。まるで昔話の中から飛び出してきたような雰囲気だ。 このキャラクターは、どうやらパソコン版のEdgeブラウザにしか現れないらしい。スマホのCopilotアプリやEdgeアプリでは、姿も名前も見えない。もしかするとこれは、MicrosoftがWindows環境での体験を差別化するための戦略なのかもしれない。Edgeを使ってもらうための、ちょっとした“仕掛け”だ。 でも、そんな企業戦略の話よりも、私が驚いたのは「名前と姿があるだけで、こんなにも親しみが湧くのか」ということだった。AIとの対話はこれまでも何度も経験してきたが、ミカとはまるで誰かと話しているような感覚になる。距離がぐっと縮まるのだ。 この感覚、どこかで似たようなものを感じたことがある。そうだ、「十全の御守護」だ。天理教では、親神様の御守護の理に神名を与えている。そのことで親神様の御守護に親しみを持ちやすく、感謝しやすいように思う。 もしかすると、これはおやさまの“戦略”なのかもしれない。

株式を持つとは企業の一部を持つこと

 株式とは何か 株式とは、会社に対する「所有権を示す権利」の一部である。株を持つ者は形式的にはその会社の株主であり、配当を受ける権利、会社の重要事項に関与する議決権、そして会社が清算された際の残余財産に対する請求権などを通じて会社の経済的成果に参加する立場になる。 所有と実態の違い だが「会社の一部を持つ」と言っても、株主が会社の資産を物理的に取り分けられるわけではない。株式は会社資本に対する持分を表す権利であり、会社が負う債務に対する責任は有限である。少額の株式保有者は法的には所有者であっても経営を左右する力は持たないことが多く、経済的利益を得る形は配当や株価の値上がりに依存する。 値動きとリスクの本質 株価は企業の業績だけでなく、将来期待、市場の需給、金利や景気など多様な要因で変動する。したがって株式投資は企業の成長に参加する手段であると同時に、市場変動による損失リスクを負う行為である。上場株は流動性が高く売買が容易だが、非上場株は流動性や情報開示の観点で扱いが異なる。 投資家としての視点 株式を買うとは「その企業の将来に対する期待に対価を支払う」ことである。投資家は企業のビジネスモデル、収益性、財務健全性、競争環境を見定め、リスク許容度に応じた分散を行うべきである。短期の値動きに振り回されず、権利とリスクの本質を理解した上で保有期間と目的を定めることが重要だ。 結論として、「株式を持つとは企業の一部を持つという考え方」は概ね正しい。ただし、その意味するところは「直接的な物的所有」ではなく、「会社に対する権利としての持分」であり、権利の範囲や市場での振る舞いを踏まえて理解する必要がある。

企業における誠真実の形

 SBI新生銀行のハイパー預金のサービスが明日から始まる。SBI新生銀行を使うようになってから、SBI証券が使いにくいと思うようになった。住信SBIネット銀行のときのように、銀行口座に入金しておくだけで証券口座で利用できるようなサービスがなかったからだ。カスタマーセンターに問い合わせてみたが、今のところはそのようなサービスはないとの回答をもらっていたところだ。 なのでちょっと嫌みの一つでも言ってやろうかと思ったり、あるいは住信SBIネット銀行にもどしてみようかと思ってみたり、いやいや、入金の手続きが面倒くさければ衝動的に買うことを防げるからそのほうが良いのかと思ってみたり、いろいろ考えていたわけだが、そんなことをしている間にSBIグループはハイパー預金の準備をしていたようだ。 企業にクレームを入れると改善されるということは、実はよくある。もちろんクレームの数がある程度は必要だが。 言われてせんのが怠け者 言われてやるのが正直者 言われる前からやるのが誠真実 と師匠から教えてもらったことがある。個人に対して教えてくださったことだが、企業でも同じなんだろう。お客さんが欲しがるサービスを、言われる前から準備していくという企業が伸びていくのだろうと思う。

知性に値札を──トランプ政権のビザ政策と“選別の政治”

 最初は「無茶だ」と思った。 アメリカのH-1Bビザ申請に約1,500万円もの手数料を課すという政策は、世界中の技術者や研究者にとって、まるで「来るな」と言っているように見える。だが、よく考えてみると、これは単なる強硬策ではない。むしろ、政治的アピールと制度的選別を巧みに両立させた、計算された一手なのではないか──そう思えてくる。 「停止」ではなく「選別」 この政策の本質は、ビザ制度の廃止ではない。制度は残されている。しかし、申請にかかる手数料が10万ドル(約1,500万円)に跳ね上がることで、資金力のある企業しか申請できない構造が生まれる。門は開いているが、通れるのは限られた者だけ。これは、制度の「象徴性」を巧みに利用した選別の政治である。 絶妙な金額設定 この金額は、一般層には「とんでもない高額」に映る。「外国人労働者を制限する強硬な姿勢」として、トランプ氏の支持層に強く響くだろう。一方で、GoogleやAmazonのような巨大IT企業にとっては「払えなくもない」水準だ。つまり、制度を完全に潰すわけではなく、「乱用を防ぐ」という名目で制限をかける。この設定は、政治的アピールと制度の存続を両立させる、冷静な戦略の表れである。 トランプ氏の過激さとブレーンの冷静さ トランプ氏個人は、過激な言動で知られる。だが、今回の政策には、感情的な強硬さだけではなく、制度設計における冷静な知性が感じられる。「象徴性」と「実効性」を両立させるこの政策は、周囲のブレーンが相当な計算を重ねていることを示している。 制度を完全に閉じることなく、政治的メッセージを最大限に発信する──これは、単なる思いつきではなく、戦略的な制度操作である。 知性に値札を この政策は、国家が知性をどう扱うかという問いを突きつける。制度は開かれているが、そこに値札がつく。知性の流動性は、制度によって制限される。アメリカは「世界中の知性が集まる場」であり続けられるのか。それとも、制度によって「選ばれた知性だけが通れる門」へと変わっていくのか。 この問いは、AIやリモート技術によって「場所の意味」が薄れつつある現代において、ますます重要になる。制度は、創造性を支えるのか。それとも、制限するのか。 その答えは、制度の設計者たちの知性にこそ、宿っている。

SBIグループの進化と個人投資家の未来──「便利すぎる」から「買い時」へ

かつて、住信SBIネット銀行とSBI証券の連携は、個人投資家にとって理想的な資金管理の形だった。証券口座の買付余力に預金残高が即時反映され、資金移動の手間もなく、まさに“ハイブリッド”な利便性を享受できた。 しかし、2024年末から2025年にかけて、SBIグループは住信SBIネット銀行の売却を決定。代わって、SBI新生銀行がグループの金融サービスの中核を担うようになった。 🏦 新生銀行への移行と不便さの実感 私自身もこの流れを受けて、SBI新生銀行の口座を開設し、資金を移動させた。だが、証券口座への入金には毎回パスワードと二段階認証が必要で、以前のような即時反映の利便性は失われていた。カスタマーセンターに問い合わせても、現時点では「便利な方法はない」との回答。正直、以前のハイブリッド預金に戻したい気持ちも芽生えていた。 🚀 そんな中で登場した「SBIハイパー預金」 2025年9月、SBI新生銀行とSBI証券が連携した「SBIハイパー預金」がスタート。これは、かつてのハイブリッド預金の利便性を再現するだけでなく、さらに進化した仕組みだ。 - 預金残高が証券口座の買付余力に自動反映   - 売却代金も自動で預金口座に戻る   - 年0.42%の高金利   - 定額自動振替サービスもあり   - SBI VCトレードとの連携キャンペーンも実施   🪙 暗号資産との連携──XRPプレゼントとVCトレード 最近になってビットコイン投資を始めた私にとって、SBI VCトレードとの連携は非常に魅力的だ。ハイパー預金の開設でXRP(リップル)の交換券がもらえるキャンペーンも展開されており、暗号資産との親和性が高い。 ただ、ここでふと疑問が浮かぶ。同じSBIグループの暗号資産取引所「ビットポイント」はどうなるのか? VCトレードに注力する流れの中で、ビットポイントの位置づけや今後の展開はどうなるのか──これは今後の注目ポイントだ。 🧠 なぜ今、SBIホールディングスなのか? - ハイパー預金の登場で、個人投資家の利便性が飛躍的に向上   - 銀行・証券・暗号資産の三位一体連携が進行中   - 地銀再編やNTTとの資本提携など、事業ポートフ...

酒を酒で割る文化、意外と世界中にあるらしい

「酒を酒で割るな」と言われたとき、少し引っかかった。   確かに、炭酸やジュースで割るのが一般的だし、アルコール同士を混ぜるのは“強すぎる”というイメージがある。だが、ふと学生時代に飲んだ「ネグローニ」を思い出した。あれはカンパリとジン、そしてベルモットを合わせたれっきとしたカクテルだ。つまり、酒×酒×酒。 調べてみると、酒を酒で割る文化は意外と広く存在していた。 🍸 世界の「酒×酒」カクテルたち  ネグローニ(イタリア) カンパリ、ジン、スイートベルモットを等量で混ぜる。ビターで大人な味わい。 ブラック・ルシアン(アメリカ)   ウォッカとコーヒーリキュール(カルーア)を混ぜたシンプルな一杯。 サケティーニ(日本×西洋)   ドライジンと日本酒を合わせた、和洋折衷のマティーニ風カクテル。 ボイラー・メーカー(アメリカ) ビールのグラスにウィスキーのショットを沈めて飲む豪快なスタイル。 バンブー(スペイン)   ドライシェリーとドライベルモットを合わせた、軽やかな食前酒。 🍶 酒×酒の魅力と注意点 酒同士を組み合わせると、味の奥行きが広がる一方で、アルコール度数も当然高くなる。「酒を酒で割るな」という忠告は、酔いすぎへの警鐘でもあるのだろう。   だが、文化的にはこうした組み合わせが確立されていることも事実。   味の探求という意味では、酒×酒の組み合わせは奥深く、世界中に根付いている。

AIと資本──知性の選別が始まる

 「AIで株価予測して大儲けした」という話がインターネット上に溢れている。  それを見て、ふと考えた──もしAIが個人でも高度な投資戦略を実行できるなら、投資信託は不要になるのではないか? この問いは、単なる技術論ではなく、資本主義における知性の再配置という深い構造変化を孕んでいる。 AIが可能にする個人投資の高度化 AIは、過去の株価データ、企業業績、ニュース、SNSの感情分析などを統合し、銘柄選定や投資タイミングの判断を支援するツールとして急速に進化している。かつては機関投資家や富裕層だけが享受できた高度な分析力が、今や一般の個人にも開かれつつある。 たとえば、「日経平均採用銘柄のうち、配当利回り上位10銘柄に年3回リバランスして投資する」という戦略は、AIを使えば過去10年のシミュレーションが可能になる。しかも、個人が自ら設計し、実行できる。これは単なる効率化ではなく、投資という営みの本質が変わりつつあることを示している。 ネット上で戦略を共有し、他者と検証し合う文化も広がっている。投資はもはや閉ざされた専門領域ではなく、オープンソース的な知的実験の場になりつつある。アルゴリズムと構造化された思考が価値を持ち、直感や経験に依存する時代は終わりを迎えようとしている。 この流れの本質は、「知性のオープンソース化」にある。哲学的・構造的な視点を持つ個人が、AIと協働して戦略を設計する時代──それは、資本主義の知的再編が始まったことを意味している。 それでも投資信託が残る理由 AIの進化によって、個人が自ら戦略を設計し、実行できるようになったとはいえ、すべての人がその恩恵を享受できるわけではない。むしろ、AIを使いこなすには一定のリテラシーと関心が必要であり、それを持たない層にとっては、依然として投資信託が魅力的な選択肢となる。 投資信託は、分散投資の実現、専門家による運用、手間の削減、制度的信頼性など、個人では難しい部分を補完する役割を担ってきた。特にNISAなどの税制優遇制度との親和性は高く、制度の枠組みの中で資産形成を行うには適している。 また、完全放置を望む層にとっては、AIによる戦略設計やリバランスはむしろ煩雑に映るかもしれない。投資信託は「知性の器」ではなく、「制度の器」として残る──これは、金融の民主化が進む中でも、制度的な安...

好奇心が世界を救う―――知ることと争いの構造

都市伝説と“知らないこと”の力学 「世界を裏で操っているのはフリーメイソンだ」   そんな話を子どもの頃に聞いたことがある。  見えないもの、閉じられたもの、知り得ないもの──それらはしばしば恐怖の対象となり、やがて都市伝説として語られる。 人は知らないものを恐れ、恐れるがゆえに想像し、想像が過剰になれば嫌悪や攻撃へと転じる。  この構造は、個人間の誤解から国家間の戦争まで、あらゆる争いの根底に潜んでいる。 フリーメイソンという“神話” フリーメイソンは、世界最古の友愛団体でありながら、陰謀論の温床でもある。  その閉鎖性と象徴的な儀式は、庶民の想像力を刺激し、「世界の黒幕」として語られることも少なくない。 しかし、実際の活動は道徳教育や慈善事業が中心であり、政治的な関与は禁じられている。その実像は、むしろ“知的な社交クラブ”に近い。 高須克弥という“知っている顔” そんなフリーメイソンに所属している日本人の一人が、高須クリニックの院長・高須克弥氏である。彼は京都のロッジで代表を務めた経験もあり、活動内容や儀式についてもメディアで語っている。 「余生のスリルとサスペンスを求めて入会した」と語る彼の姿は、都市伝説の“恐ろしい黒幕”とは程遠い。むしろ、親しみやすく、ユーモラスで、社会貢献にも積極的な“知っている人”だ。 この“知っている顔”の存在が、フリーメイソンに対する恐怖を和らげる。それは、抽象的な恐怖が具体的な人間性によって中和される瞬間でもある。 知ることが争いを防ぐ 人間同士なら、お互いを知ることで争いは防げる。国同士でも、文化交流や市民レベルの対話が、誤解を解き、敵意を和らげる。 好奇心は、境界を越える力を持つ。   それは「理解しようとする姿勢」であり、「他者を知ろうとする勇気」でもある。 そして、都市伝説のような“知らないもの”に対しても、知ろうとすることで恐怖は物語へと変わる。  物語は語られることで生き、語られることで和らぐ。 好奇心が世界を救う 「高須院長がフリーメイソン? なんだ、意外と普通じゃないか」  そんな気づきが、都市伝説の構造をほどき、知ることの力を実感させる。 好奇心──それは、閉じられた世界に光を当てる知的な探照灯。   知る...

それ水着やないんよ──前澤友作と“手放す力”の話

 「それ水着やないんよ」というニュースがネットに流れている。黒地に白の水玉のスーツを着て孫とプールに入るおばあさん。よく見ると、それはかつて話題になった「ZOZOSUIT」だった。 笑い話としては最高だが、ふとその残像が、ある人物の記憶と重なった。ZOZOSUITといえば、前澤友作氏。ファッションECの革命児としてZOZOTOWNを創業し、奇抜なアイデアと行動力で時代を駆け抜けた男だ。 だが、彼は2019年に突如として社長を退任し、会社を手放した。その決断は、単なる経営判断ではなく、もっと深い“自己認識”に基づいたものだったのではないかと、私は思う。 中国・唐の太宗が語った「創業は易く、守成は難し」という言葉がある。  ゼロから何かを生み出す力と、それを維持・発展させる力は、まったく異なる性質を持つ。創業者には、情熱と突破力が必要だ。だが、企業が大きくなるにつれ、求められるのは制度設計、調整力、そして持続可能性への配慮だ。 前澤氏は、自らが“創造者”であり、“調整型の経営者”ではないことを理解していたのかもしれない。だからこそ、思い入れのある会社を手放すという、ある意味で最も難しい決断を下したのだろう。 その後、彼は宇宙旅行プロジェクト「#dearMoon」や社会貢献活動へと舵を切った。企業という枠組みを超え、個人としての挑戦を続ける姿は、まさに“第二章”の始まりだ。 あのプールで見かけたZOZOSUITの残像は、前澤友作という創造者の記憶だったのかもしれない。  彼が手放したのは、会社ではなく「自分の役割」だった。そして今、あの笑い話の余韻の中で、ふとこう思う。 もしかすると、私も何かを手放すことが必要な時期かもしれない。

投資は本当に怖いのか──リスクとリターンの再定義

「投資は怖い」と感じる人は多い。株で大損した話を聞けば、誰しも身構えるのは当然だろう。だが、その恐怖の多くは“知らないこと”に起因している。投資はギャンブルではない。リスクとリターンの関係を理解し、適切に管理すれば、投資はむしろ合理的な選択となる。 まず、リスクとは何か。一般には「危険」と捉えられがちだが、実際には「不確実性」や「変動の幅」を意味する。リスクは避けるべきものではなく、設計し、管理する対象である。資産配分や時間分散、目的の明確化によって、リスクはコントロール可能なのだ。 一方、リターンとは「利益」だけを指すものではない。時間軸と目的によって、その意味は変わる。短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、長期的な成長を見据えることで、投資は感情のゲームから知的な営みへと変わる。 ここで注目すべきは、銀行預金の“安全神話”である。多くの人が「預金はノーリスク」と考えるが、それは名目上の話に過ぎない。インフレによって貨幣価値が目減りすれば、実質的な購買力は確実に損なわれる。また、資産を眠らせることで得られたはずのリターンを逃す“機会損失”も見過ごせない。 投資における「ハイリスク・ハイリターン/ローリスク・ローリターン」の関係を理解することは、恐怖を和らげる第一歩である。高いリターンを求めるなら、それなりのリスクを受け入れる必要がある。逆に、安定を求めるなら、リターンは控えめになる。この構造を知ることで、投資は“運任せ”ではなく“選択の連続”であることが見えてくる。 結局のところ、投資の恐怖とは「知らないこと」への不安であり、それを「知ること」への好奇心に変えることができれば、投資は自分の未来を選ぶ行為となる。リスクを知り、リターンを設計する──それこそが、投資に向き合う知的な態度である。

銀行預金では資産は守れない──インフレ時代の防衛としての資産運用

 「銀行に預けておけば安心」──そう考える人は多い。   最近では、ネット銀行の普通預金金利が0.5%という高水準に達している。これは確かに、従来の0.001%と比べれば“預ける意味”があるように見える。だが、それでもなお、資産を守るには不十分である。 2023年の消費者物価指数は前年比3.2%上昇。仮に今後もインフレ率が3%前後で推移するとすれば、預金金利0.5%では実質的に毎年2.5%ずつ資産の価値が目減りしていくことになる。数字上は増えていても、買えるものが減っていく。これは、資産が“減っている”のと同じである。 たとえば、1000万円を預金していたとしても、物価が年2.5%ずつ上昇すれば、10年後にはその購買力は約776万円分にまで下がる。これは、何もしないことで資産の約22%を失うということだ。預金残高は減っていないのに、生活の選択肢は確実に狭まっていく。 資産運用とは、資産を増やすためだけのものではない。むしろ、インフレや経済変動の中で「守る」ための手段である。株式や投資信託、不動産などは、インフレに強い性質を持つ。もちろんリスクはあるが、それは「不確実性」であり、知識と分散によってコントロール可能なものだ。 投資は怖い。そう思う人は多い。だが、もっと怖いのは「何もしないこと」かもしれない。資産運用は、未来の自分を守るための知的な選択である。預金金利が高くなっても、インフレがそれ以上に進むなら、私たちは“知ること”から始める必要がある。

インデックスファンドは、いつも「平均以上」にいる

私が投資信託を買おうと思った頃には、すでにインデックスファンドが主流になっていた。だが、かつてはアクティブファンドが市場の大半を占めていた時代があったという。その頃のインデックスファンドは、今よりもずっと優秀だったのではないかと思う。トップではないにせよ、かなり上位にランクインしていたはずだ。 なぜか。仮に、株式市場に参加しているのがアクティブファンドだけだったとすると、それらの平均がインデックスになる。つまり、すべてのアクティブファンドがインデックスを上回ることは、構造的にあり得ない。さらに、アクティブファンドは信託報酬が高い分だけパフォーマンスが下がる傾向がある。結果として、インデックスファンドは「平均以上」に位置することになる。 このような理由から、アクティブファンドが全盛だった時代においても、インデックスファンドはかなり良い成績を残していた。私は、今後も同じような現象が起こるのではないかと予想している。 現在、AIを活用した投資が注目を集めている。インデックスを安定的に上回るファンドも登場しており、私自身も一部を投資している。現時点では好成績を収めているため、今後さらに資金が集まり、AI投資が市場の主流になる可能性は高い。 しかし、もし市場のほとんどがAI投資によって構成されるようになれば、その平均がインデックスになる。つまり、AI投資が「平均」になった瞬間、インデックスファンドが再び「平均以上」の存在として注目されることになる。 こうした流れを考えると、今はAI投資に資金を投じているが、いずれどこかのタイミングでインデックスファンドへと切り替える時が来るのだろう。それがいつなのかは分からない。ただ、直感的には、それほど遠くない未来のような気がしている。

AIにすべてを任せる投資──ROBOPROに感じた可能性

これまで、アクティブファンドには投資してこなかった。理由は明確である。信託報酬が高いにもかかわらず、インデックスファンドを上回る成績を出すファンドが少ないからだ。優れたアクティブファンドも存在するのだろうが、個人投資家である自分には、それを見極める術がない。結果として、アクティブファンドは長らく敬遠してきた。 しかし最近、ROBOPROというアクティブファンドに少額ながら投資を始めた。これまでの考えを覆してまで投資した理由は、ROBOPROの運用スタイルに強く惹かれたからである。 ROBOPROの特徴──完全AI運用 ROBOPROの最大の特徴は、資産配分の判断をすべてAIが行う点にある。AIを活用するファンドは他にも存在するが、多くはファンドマネージャーがAIの助言を参考にしながら運用している。つまり、最終的な判断には人間の感情やバイアスが入り込む余地がある。 一方、ROBOPROは人間の判断を一切介さず、AIがすべての運用指図を行う。完全にAI任せである。これは、投資の世界において極めてユニークかつ革新的なアプローチだと感じた。 トランプショックとROBOPROの冷静な対応 投資を始めて間もなく、いわゆる「トランプショック」と呼ばれる関税問題が発生した。市場は大きく動揺し、いくつかのアクティブファンドは株価の下落に耐えきれず、損切りを選択した。人間が判断する以上、未知の状況に恐怖を感じてしまうのは当然のことだ。 そのような中、ROBOPROはむしろ積極的に株式に投資していた。正直なところ、自分はその動きを見て不安を感じていた。しかし結果的に、株価は回復し、ROBOPROは非常に高いパフォーマンスを記録した。 恐れずに割安な株式を買えたのは、感情に左右されないAIだからこそである。この冷静さと合理性には、深く感銘を受けた。そして、さらに資金を追加することにした。 人間の投資家は、もう必要ないのか? ROBOPROの運用を見ていると、AIの優秀さを実感せざるを得ない。もしかすると、これからの相場はAIが主役となり、人間の投資家が稼げる余地はますます狭まっていくのかもしれない。 もちろん、AIにも限界はある。しかし少なくとも、「恐れずに合理的な判断を下す」という点において、AIは人間を凌駕しているように思える。 今後もROBOPROの動向を注視しながら、AI投資の可能...

PayPay詐欺対策:今すぐ見直すべきセキュリティ設定メモ

最近、PayPayに関する詐欺の報告が増加しているようだ。そこで、筆者が実践しているセキュリティ設定について、推奨される項目を以下に記録しておく。 🔔通知設定の確認 まずPayPayアプリを開き、画面右下の「アカウント」にアクセスする。   この画面で「通知設定」を開き、「重要なお知らせ」をオンにしておく。これにより、不正利用や不審なチャージがあった際に、即座にプッシュ通知で把握できるようになる。異変に早期に気づくことは、被害を最小限に抑えるうえで極めて重要である。 🔐端末認証の有効化 次に「アカウント」画面に戻り、「セキュリティとプライバシー」を開く。   ここで「端末の認証を有効にする」をオンにしておくことで、PayPayを起動するたびに端末認証が求められるようになる。 認証方法は端末によって異なるが、筆者の場合は指紋認証を採用している。顔認証を設定しているユーザーであれば、ほとんど意識せずに利用できるだろう。いずれの認証方法であっても、この設定を有効にすることで、第三者による不正利用のリスクを大幅に低減できる。 💳利用限度額の設定 「アカウント」画面に戻り、「支払い可能額の設定」を開いて、各項目を設定する。   筆者は「支払い」「友達に送る」の両方について、1日あたりの利用額を10,000円、1ヶ月あたりの利用額を100,000円に設定している。 このように設定しておけば、毎日スマートフォンを確認していれば、万が一不正利用があっても1万円以内に気づくことができる。仮に気づかなかったとしても、月の被害は10万円以内に抑えられる。10万円は決して少額ではないが、致命的な損失ではないため、妥当なラインと考える。もちろん、各自の経済状況に応じて調整することが望ましい。 🔗外部サービス連携の見直し 「アカウント」画面に戻り、「外部サービス連携」を開く。   ここで、連携した覚えのないサービスや、普段使用していないサービスがあれば「解除する」をタップして連携を解除しておく。 連携先のサービス自体が不正を行う可能性もあるし、サービス提供元が外部からの攻撃を受けるリスクもある。使用していないサービスは、可能な限り解除しておくべきである。 ✅本人確認の確認 万が一被害に遭った場合でも、本人確認...

常に使うが常に正しいとは限らない——古いデジカメとスマホの接続トラブルから考えたこと

「“常に使う”が常に正しいとは限らない」——便利さを追求するあまり、私たちは選択の余地を手放していないだろうか。   古いデジカメとスマホの接続トラブルを通して、そんなことを考えた。 古い道具を使い続けるという選択 今どき、デジカメをUSBでスマホにつなぐなんて、時代遅れと思われるかもしれない。   でも、「ものは大切に使いなさい」と教えられて育った世代としては、古くてもまだ使えるデジカメを買い替えるのは、どこか罪悪感を伴う。できることなら、何とか使い続けたい。 そんな折、GoogleフォトがUSB接続のカメラに対応していることを知った。   ところが、設定を誤ったというより、適当に操作した結果、デジカメの写真をスマホに取り込めなくなってしまった。仕方なく、以前使っていた古いスマホを引っ張り出して、撮影のたびにそれを使って写真を取り込むという不便な日々が続いていた。 原因は“便利なはずの”設定 デジカメをスマホに接続すると、通知領域に「USBデバイスが接続されました」と表示される。   その通知をタップすると、自動起動するアプリを選択できるのだが、ここで「Googleフォトのカメラインポーター」を選ぶべきところを、「MTPホスト」というアプリを選んでしまった。しかも「常に使用する」に設定してしまった。 この「MTPホスト」というアプリ、どうやら私の使っているデジカメとは相性が悪いらしく、写真の取り込みができなくなってしまった。 解決までの試行錯誤 問題の本質は、USB接続時に起動するアプリのデフォルト設定を間違えたこと。   「設定」→「アプリ」から、該当アプリのデフォルト設定を解除できるはずだという曖昧な記憶を頼りに、設定画面を開いてみた。 「最近開いたアプリ」が表示されるので、「〇〇個のアプリをすべて表示」をタップ。   そこから「MTPホスト」を探そうとしたが、見つからない。数日間、ここで行き詰まった。 “見えない”アプリの正体 なぜ見つからなかったのかというと、「MTPホスト」はシステムアプリだったから。   通常のアプリ一覧には表示されないようになっている。 表示させるには、画面右上の「⋮」をタップして「システムアプリを...

証券口座の罠

少し前、証券口座の乗っ取り被害が多発し、話題となった。勝手にログインされ、意図しない銘柄を売却されたり、望まぬ銘柄を購入されたりするという被害だ。報道によれば、購入されたのは中国市場の小型株だったという。 犯人の手口は巧妙だ。まず、自分である銘柄の小型株を仕込む。その後、乗っ取った複数の証券口座を使ってその株を買い上げ、価格を吊り上げる。そして十分に値上がりしたところで、自分の持ち分を売り抜けて利益を確定する。 この手法は、かつて「仕手株」と呼ばれた手口に似ている。仕手株では、株式を買い占めたり偽情報を流したりして、他人に買わせる構図だった。一方今回のケースでは、他人の証券口座を使って直接的に価格を押し上げる点で、より効率的かつ大胆な手法だ。 乗っ取りの方法は、フィッシング詐欺によるログインIDやパスワードの搾取と考えられている。恐ろしい話ではあるが、少し安心した点もある。犯人がこれほど手間をかけた方法を選んだことは、金融機関のセキュリティが強化されている証左でもあるのではないか。 もし証券口座を乗っ取れたなら、そのまま犯人の銀行口座へ送金すればよい、と思ってしまうが、実際にはそれができないよう対策が取られている。同一名義でしか送金できないなどのルールにより、直接的な資金流出は防がれている。 銀行口座の乗っ取りも考えられるが、より厳しいセキュリティ対策が施されているのだろう。だからこそ、証券口座を介しての間接的な手法に至ったのではないか。 こうして考えてみると、銀行や証券会社のセキュリティは、着実に強化されてきたように思える。とはいえ、IDやパスワードの使い回しを避けたり、定期的な変更を行ったり、メールの不審なリンクを開かないなど、個人の対策も不可欠だ。金融機関側の努力とあわせて、私たち利用者の基本的な注意が、被害を未然に防ぐ力となる。

コモディティ投資への姿勢の変化について

以前、コモディティには投資をしないと書いた。だが、最近になってそこそこの量のゴールドをポートフォリオに組み込んだ。 コモディティに投資をしないと決めていた理由は、コモディティが自律的に価値を高めることはないという点にあった。株式は多くの人間が会社の価値向上を目指して努力するため、資産が増える方向へ力がかかっている。会社の価値が高まれば株価も押し上げられる。それはすなわち、株式保有者に利益をもたらすという構造になっている。 債券も同様である。お金を貸すという行為に対し、借り手は利息をつけて返そうと努力する。もちろん、返済不能となるリスクは存在するが、基本的には利息込みで返済しようとする力が働いている点で、資産が増える方向性は株式に近い。 一方で、コモディティは物質でしかない。例えばゴールドにしても、それ自身が価値を高めようとすることはなく、時間が経っても量が増えることはない。ただ所有しているだけに過ぎない。だからこそ、以前は株式や債券のように人間の努力が反映される資産への投資を好んでいた。 市場が不安定な局面では、株価が下落しやすいが、代わりに債券が上昇する傾向が見られた。株式と債券の組み合わせは、かつてはリスクヘッジとして最適だったように思う。だが、インフレが続く現状では債券の価値が目減りしやすい。インフレ率を上回る利回りを得られれば理想的ではあるが、そうなるとリスクが過度に高くなる。 そこで、以前のような債券に代わるリスクヘッジ資産を模索してきた。そして現時点では、ゴールド、ビットコイン、XRPが最適ではないかとの結論に至った。これらの共通点は希少性の高さにある。ゴールドは地球上の埋蔵量が概ね予測可能であり、今後の大量採掘の可能性は低い。供給が制限されているという点で、価格下落の大きな原因を一つ排除できる。 ビットコインとXRPも発行上限が定められており、希少性の面ではゴールドに近い。こうした性質により、株式に対するヘッジ資産として有効であると考えている。 言いたいのは、考え方は柔軟であるべきだということだ。相場環境が不変ならば、投資スタイルを一貫して保てばよい。しかし、現実には相場は常に変化する。今日まで通用してきた手法が、明日からは機能しなくなるかもしれないという危機感は持っておく必要がある。 「相場師語らず」という格言を聞いたことがある。相場師は自らの手法を...

記録よりも記憶を

 大阪万博にブルーインパルスが飛来するとの情報を得た。神戸からも見えるということで、観覧を試みることにした。六甲山の高所であれば十分に見えるとの記述がインターネット上にあったが、そこまで行くには時間を要する。出発まで残された猶予は約30分。そこで、山手に位置する近隣の灘丸山公園に足を運ぶこととした。 公園には10分ほど前に到着したが、既に多くの人々が展望の良い場所で大阪方面を注視していた。私もその一角に加わり、関西空港方面を中心に南の空を見渡したところ、近くにいた人物が「見えた!」と声を上げた。目を凝らしてみると、南の空から一本の白い飛行機雲が現れていた。 その雲を追うように視線を移すと、徐々に機体の姿が明瞭になり、旋回する様子まで確認することができた。貴重な経験であった。山の近くに位置する神戸という土地柄が、この体験を可能にしてくれたのだと思う。 周囲ではスマートフォンで撮影を試みる人が多く見受けられた。私も一瞬撮影を考えたが、思い直してカメラを構えることはなかった。近頃、スマートフォンによる撮影そのものに対する関心が薄れてきている。 私が撮影しなくても、他者によって記録された映像がネット上に投稿されるだろうし、テレビでも取り上げられるはずだ。自分で撮った映像よりも質の高いコンテンツに触れることは容易である。加えて、撮影に集中すれば肉眼での観察が疎かになる可能性がある。それならば、自らの目でその瞬間をしっかりと見ることにこそ価値があると感じた。 かつては、珍しいものに出会った際、写真や動画として記録することで他者と共有し、喜びを分かち合うことが目的であった。だが現在では、わざわざ記録せずともネットを通じて誰でも閲覧できる時代となった。そうした状況下では、記録に注力するよりも、その場でしか得られない実体験こそが、より重要なのではないかと考えるようになった。

期日前投票に行ってきた

先日、期日前投票に行ってきた。前回投票したのは、おそらく兵庫県知事選だったと思う。投票を済ませて役所の外に出ると、新聞社の出口調査に声をかけられた。初めてというわけではないが、毎回遭遇するものでもないので、何か得をするわけではなくても、ちょっとした幸運のように感じる。今回は、自分が投票した候補者を正直に答えた。 統計学の凄さについては、今さら私が言うまでもない。出口調査の限られたデータから当選者を予測することができ、しかも開票前にほぼ確定的な予測が示されることすらある。たいていその予測は的中する。であれば、出口調査そのものを選挙制度に組み込んでしまってもよいのではないか、などと考えたくもなる。ごく稀に誤りがあるとはいえ、その確率が十分低いならば、コスト面でも大きな利点があるはずだ。それほどまでに統計学は優れている。 しかし、出口調査のデータそのものが誤っていたらどうなるのだろうか──そんな意地悪な疑問も浮かんでくる。もし出口調査で、わざと嫌いな候補者に投票したと答えたらどうなるか。そうした回答が一定数集まれば、間違った前提で統計処理が行われる。そして、開票前に「当選確実」とされた候補者が、いざ開票されると落選していた、ということになるかもしれない。ぬか喜びさせるという新手の嫌がらせだ。 違法ではない。が、善いこととも言えない。おそらくバレることはないだろう。そんなことを思いついてしまうと、どこか試してみたくなる。しかし、私ひとりで統計結果を狂わせることはできない。とはいえ、こんな凡人でも思いつくくらいだから、同時に多数の人が同じように考えれば、真面目に立候補した人に悲しい結果をもたらすかもしれない。それを思うと、なんとも複雑な気持ちになる。大悪党が大犯罪を企てるときにも、こういう感情が芽生えるのだろうか。 期日前投票会場へ歩いている間、そんなことばかりを考えていた。誰に投票するかよりも、出口調査にどう答えるかの方が問題に思えてくるほどだった。 投票を終えて会場から出ると、そこに出口調査の姿はなかった。 正直、ほっとした

暑さとスマホ充電問題——身近なアイデアと犬の知恵

 暑くなった。スマートフォンが熱を持ちすぎ、充電が停止する事態が起きている。特に車内では充電できない。運転時にはスマートフォンをナビ代わりに使用するため、運転席から見える位置に設置するのだが、そこはたいてい直射日光が当たる場所である。スマートフォンが熱くなるのは、当然のことである。 どうしたものかと考えながら、近所の100円ショップを歩いていたところ、「スマホホルダー」なる便利な商品を見つけた。エアコンの吹き出し口に取り付けることができ、クーラーの風で直接冷却できる仕組みである。 以前からこのスマホホルダーの存在は知っていたが、エアコン吹き出し口への設置には機構上の理由があるものと考えていた。昔から、吹き出し口に取り付けるタイプのドリンクホルダーが販売されているが、それと同様の構造にすることで車に取り付けやすくなる。つまりメーカーとしては、改めて取付位置を設計する手間を省き、既存の製品を応用するだけで新商品が開発できるというわけである。 しかし、吹き出し口の前にスマートフォンを設置することで「冷却できる」という本質的な意義に、ようやく気づくことができた。 さっそく購入しようかと考えたが、冬場のことが頭をよぎり、購入を見送った。冬は逆にスマートフォンを温めてしまうだろう。 車に戻り、既存のドリンクホルダーにスマートフォンを置いてみると、クーラーの風で十分に冷却され、充電も正常に行われた。結果として、新たにスマホホルダーを購入する必要はなかったという結論に至った。 この文章を書いているのは自室であるが、現在、廊下に身を乗り出している。ひとりしかいない部屋でエアコンを使用するのも気が引けて、使用を控えていたところ、スマートフォンの充電が再び停止してしまった。手軽に冷やす方法はないかと思案していたところ、家にいる犬の様子を思い出した。廊下に行って、腹を床にぴったりとくっつけて涼んでいた姿である。 それに倣い、スマートフォンのカバーを外して廊下の床に直接置いてみたところ、再び充電が正常に行われた。なるほど、身近な知恵である。ありがとう、うちの犬。

もうヨドバシで買うことにした

最近Amazonで買い物をしたが、荷物がなかなか届かない。これまでは、注文すれば翌日か、遅くともその翌日には届いていたため、数日経っても届かないと、購入したことすら忘れてしまいそうになる。 先日もガーデニング用品を購入したが、1週間以上経っても届かないため、不審に思って問い合わせたところ、海外からの発送であり、到着には30日から40日かかるとの返答があった。季節や気温とのタイミングが重要なガーデニング用品において、これは大きな問題である。 そこで同様の商品をヨドバシ・ドット・コムで注文したところ、翌日に届いた。この迅速さは非常にありがたい。 もちろん、Amazonの商品ページをよく読めば海外発送である旨が記載されているのだが、つい見落としてしまう。「この商品は海外発送です。到着までに1カ月以上かかる可能性があります。よろしいですか?」といった確認のダイアログでも表示されればよいのだが、そうした配慮はなく、気づかずに注文してしまい、しばらくしてから海外発送であることに気づくという流れが続いている。 確かに海外発送の商品は安価であることが多いが、価格だけで選んでしまうと、あとから後悔するケースが少なくない。「価格の安さ」と「発送元の確認の手間」、「商品到着までの時間的リスク」は常にトレードオフの関係にあると感じる。 そう考えると、多少値が張ったとしても、確実に素早く届く方が最終的な満足度は高い。その価格差は、「配送遅延リスクを回避するための保険料」として納得できるものである。 以上を踏まえての結論は、「最初からヨドバシ・ドット・コムで購入するべきである」というものだ。

それでも私はコーヒーを飲む

最近、コーヒーを美味しいと思えなくなった——そんな話を知人がしていたのを、ふと思い出した。ちょうどコンビニのコーヒーを飲んでいたときのことである。 その言葉を思い出してから改めて飲んでみると、たしかに以前ほど美味しく感じない。運転をする際にはたいていコンビニのコーヒーを飲むが、特別不味いと感じたことはこれまで一度もなかった。それどころか、何十年も「これは美味しい」と思いながら飲み続けていた。もはや脳がそれを美味しいものとして記憶し、多少味が変わっても惰性で「美味しい」と感じていたのかもしれない。日々、何の疑いもなく口にしていたのだ。 それでも、最近になって、ふと「美味しくない」と感じるようになった。なぜなのか——年齢のせいで味覚が変わったのだろうか。体調がすぐれないときには何を食べても味気ない、という体験も思い出した。または、単純に飽きがきただけかもしれない。いくつか理由を考えてみたが、納得のいく答えは見つからなかった。 とはいえ、運転中の眠気覚ましに、やはりコンビニのコーヒーを手に取る。そして、「昔はもっと美味しく感じたはずなのに」とぼんやり思いながら飲んでいた。 そんなある日、コーヒー豆をいただいた。どうやら私が日頃からコーヒーを飲んでいる様子を見て、コーヒー好きだと思われたらしい。ありがたく頂戴し、自宅で淹れてみたところ、その香りと味に驚かされた。「ああ、これがコーヒーの美味しさだった」と、久しく忘れていた感覚が蘇った。 後日、再びその知人と会う機会があり、この話をしてみた。すると彼も似たような経験をしたという。久々にコーヒーショップで飲んだ一杯が、とても美味しかったのだそうだ。 やはり、コンビニのコーヒーが以前より美味しくなくなったという仮説は、あながち間違いではないのかもしれない。もともとコンビニのコーヒーは、ついで買いを促す役割もあるため、利益率は高くない。そのうえ物価高が続けば、たとえ多少の値上げがあっても、質を維持するのは難しい。そう考えれば、味に多少の変化があるのも当然だろう。 とはいえ、このインフレ下において、わずかな値上げでコーヒーを提供し続けているのは驚くべきことであり、企業努力の賜物とも言える。

SBI証券か松井証券が良いかと思う

 これから投資を始めようとする人から、「どの証券会社で口座を開設すればいいのか」と尋ねられることが多い。   ネット証券でNISA口座を開設するのであれば、正直どこも似たり寄ったりだと感じている。ただし、銀行口座も同時に開設するのであれば、「SBI証券+SBI新生銀行」または「松井証券+松井バンク」の組み合わせが妥当だと考えている。 その理由は、銀行側のサービスが非常に優れているからだ。   現在、普通預金の金利が0.4%と比較的高く、定期預金なども含めて全体的に金利が魅力的な水準にある。   普通預金でこの金利が得られるというのは、手間やリスクをかけずに得られる利息が大きいという意味だ。投資は確かにリターンが見込めるが、そのためには労力と時間、そして一定のリスクが避けられない。一方、預金の利息はノーリスクで得られる。 また、他行への振込手数料やATM利用手数料が、一定回数まで無料である点も見逃せない。実際、ここ最近は一度も手数料を支払っていない。 仮に投資を始めてみて「やはり向いていなかった」と感じ、途中でやめることになったとしても、銀行口座を開設したこと自体に十分な価値があると考えている。

ショックのときに組み替える

 トランプショックや関税ショックと呼ばれる株価の下落が起こったが、そのおかげで買い増すことができた。  資産価値は日々減少していたものの、その下落は一時的なものだと考えていた。  もちろん、それがいつ回復するのか、あるいはどこまで下げるのかは分からなかったが、なぜか遠くない将来に反発するような気がしていた――根拠はなかったが。 相場がショックで下落したとき、焦って行動するのは得策ではない。  むしろ、相場がいつショックを受けるかは予測できないのだから、常に備えておくことが重要だ。  次にショックが起きたときに、どんな行動を取るのか――あるいは何もしないのか――あらかじめ決めておくべきである。 私の場合、そろそろポートフォリオにゴールドを組み込もうと考えていたし、一度減らしたJ-REITを再び増やそうかとも思っていた。  さらに、世界的にインフレが続いていたため、債券の保有は減らすべきだという判断もあった。  そんな中でトランプショックが起きたため、思い描いていた通りのポートフォリオの組み替えを実行することができた。

ビットコインを買ってみた

 ビットコインを買ってみた。最近になってビットコインが資産運用の手段の一つとして注目されているようなので、少しだけ買ってみたいという目的がないわけではない。が、最も大きな理由は、そろそろ始めておかないと時代遅れになるかもしれないという不安にかられたからだ。 先日、同僚何人かが集まって話をしていたのだが、その中の一人がバーコード決済もクレジットカードも使わないと言っていたのに驚いた。始め方が分からないから使わないそうだ。 ビットコインを始めとした暗号通貨が、現在の決済手段に取って代わるかもしれない。その可能性は低くはない。インターネットが普及し始めたときに、いずれ銀行も証券会社もネット上で完結するようになると、そんなことを聞かされて遠い未来の話だろうと想像したものだ。思ったより早かった。暗号通貨が既存の決済手段に取って代わるのも、私の想像よりも遥かに早いかもしれない。 そんな事を考えていると、そろそろ始めておいたほうが良いかと思うようになった。 「報酬を振り込みますのでビットコインアドレスを教えてください」と言われるような時代も来るのだろう。その時代には、もっと使いやすくなっているかもしれないが。 そういうわけで、SBIVCトレードとビットポイントに口座を開設してみた。どちらも500円から暗号通貨を買える。現在試行錯誤中。

ありがとう九州乳業の豆乳

 以前から、業務スーパーで販売されている豆乳を購入していた。九州乳業の「みどり豆乳」という商品だ。他の豆乳と比べると、圧倒的に豆臭さがない。大豆の香りを楽しみたいという人には物足りないだろうが、牛乳の代わりという目的としては優れている。しかも安い。我が家では日常的に が、先日、最寄りの業務スーパーに行ってみると、売り切れ状態だった。仕方ないので、別の業務スーパーまで行ってみたのだが、やはり売り切れだ。メーカーが販売をやめたのかと思ってググってみると、ネットでは販売されている。業務スーパーが取り扱いをやめたのだろうか。 理由はともかくとして、その代わりになるものを探さなきゃいけない。と思って、最寄りのラ・ムーに行ってみた。ラ・ムーのプライベートブランド「ディープライス」の豆乳を買って帰り、試してみたところ、とても良い。価格も安いのでたすかる。 メーカーはどこだろうかと思ってパッケージを見てみると、「九州乳業」と記載があった。この価格で豆乳を販売できるのは九州乳業しかないのかもしれない。ありがとう九州乳業。

ゴールドが調子良い

 ゴールドが高値を更新したというニュースを聞くたびに、「一夜の間に追証…」という言葉を思い出す。 彼とはバイト先で知り合ったわけだが、夜の倉庫などで働くのは、私も含めてたいてい訳アリだ。なぜこんな働き方をしているのかと聞いてみると、面白い果たしを聞けることがかなりある。 彼に聞いてみたところ、自営業がうまくいかなくて働きに来たということだったが、実は金先物で大損したということを後になって教えてもらった。順調に利益を積み重ねて、これで老後まで安心だというところまで来たらしい。その日は強気になってポジションを大きくして、眠りについたそうだが、朝になって起きてみると、金価格が暴落し、ポジションはもちろん強制決済。追証が発生。借金を追う羽目になったそうだ。 あれから数年経つ。金価格が高騰するという彼の読みは完全に当たっていたわけだ。レバレッジさえかけなければ今頃はそこそこ裕福になっていたのでは…、と思う。 この話を聞いた時、ちょうど私もポジションを大きくしようかと思っていたところだった。運用がうまく行っていた。現物でこれだけうまくいくのだから、レバレッジをかければ手っ取り早く稼げるのではないかと、そんなことを考えていたが、彼の話を聞いて考え直すこととなった。 ところで、少し前にゴールドのETFとビットコインを買った。ゴールドは調子が良いが、ビットコインは高値づかみをしてしまったようで、あまりよろしくない。といっても1000円くらいしか買っていないが。 100円単位で買えるのだから、少し試してみるのには良い。それでも1円も投資しないのと比べて学べることはほるかに多い。

LAQULITO CZ-860にからまった毛を除去

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 我が家のラクリートの動きが悪くなった。直進しているはずなのに、徐々に左に曲がっていくと思っていたら、動かなくなった。そろそろメンテナンスが必要かと思って裏側を見てみると、車輪の軸のところに大量の髪の毛がからまっている。これが原因らしい。ということで除去することにした。 裏返した様子。 下の画像を見ると、髪の毛が激しく絡まっているのがわかる。 まず、プラスドライバーでこのネジを外してフタを開ける。 開けるとコネクターが見えるので、慎重にコネクターを外す。マイナスドライバーでキコキコやっていると抜けたが、ラジオペンチで外すほうが良さそうだ。 少し時間がかかったが、うまく抜けた。 コネクターを抜くと、車輪とモーターのくっついたバーツが外せる。 次に車輪を外すために、ネジを外す。 ネジを外すと簡単に車輪が外れる。 車輪の軸に絡まっていた髪の毛がごっそり取れた。 あとは、外したのと逆に組み立てていけば完成。ちなみに、うちではこの掃除機を「ルンバ」と呼んでる。

Lost in Hyogo: The Winding Paths of the Saigoku Kaido

I once posted about how easy it is to navigate the streets of Kobe, but Hyogo Ward is a different story. Today, I had some errands to run in Hyogo Ward. Up until the areas around Sannomiya and Motomachi, the roads were easy to understand, and I knew which direction I was heading. However, as I drove a bit further west, I started to lose my sense of direction. If I made a right-angle left turn, I could still tell which way I was going, but there are many roads that curve left diagonally or turn right diagonally backward, making it hard to keep track of directions. Later, when I checked Google Maps, I noticed a road cutting diagonally across the main roads. That was the Saigoku Kaido. It was because I was driving on this diagonal road that I lost my sense of direction. The Saigoku Kaido existed first, and the other main roads were built later. But why does the Saigoku Kaido wind so much in this area? I want to investigate this a bit more.

The Unreported Protests: A Shift in Media Dynamics

The Ministry of Finance dissolution demonstrations have not only been held in Tokyo but to regional areas. However, TV stations have chosen not to report on them. Normally, they would cover even small demonstrations extensively, but despite the nationwide scale of these protests, they remain silent. Some suggest that this silence is due to pressure from the Ministry of Finance. A few days ago, TV Tokyo reported on the Ministry of Finance dissolution demonstrations. TV Tokyo is always the first to cover interesting events. It will be interesting to see if other TV stations follow suit and report on this as well. Of course, I learned about this from social media. I've been observing the activities of TV stations on social media for a while now. Social media reports on the activities of TV stations. It seems that TV stations have transitioned from being the reporters to being the reported.

The Enigmatic Sight of Freight Trains in Kobe

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Kobe is serviced by the JR (Japan Railways) lines. I often use JR to get to Sannomiya or Osaka. One of the things that surprised me when I came to Kobe was the sight of freight trains running regularly. While waiting on the platform, long freight trains pass by. This is something I had never seen in the town where I grew up, so I found it very curious. It feels strange to encounter so many freight trains in my daily life as I commute to work by train.

A Serendipitous Find: The Heart-Shaped Stone at Rokko-san Pasture

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On a day off, I took my child to Rokko-san Pasture. My child mentioned there was a “heart-shaped stone,” and when we looked, there indeed was a stone shaped like a heart. Here's the photo. I've never heard any rumors that finding a heart-shaped stone would ensure romantic success or anything like that, but it made me happy somehow. I debated whether to disclose the location, but considering the vast expanse of Rokko-san Pasture and that finding it solely based on this photo would be nearly impossible, I thought I might as well mention it. Unfortunately, I don't clearly remember the exact spot. I do remember that we went home shortly after taking this photo, so it was probably near the South Parking Lot.

米国以外の先進国

 米国市場が荒れてきた。昨年は米国株式のパフォーマンスがとても良かったが、トランプさんが大統領になってから 米国の先行きがよくわからなくなってきた。こういう時には一旦リスクを減らしたポジションに戻すべきだろうか、 などと考えながら投資信託を見ていたら良いものを見つけた。 「SBI・V・先進国株式(除く米国)インデックス・ファンド」だ。 オルカンとS&P500は多くの人が認知してきたことで、運用会社も増え 信託報酬はとても低くなってきた。が、米国に資産が集中しすぎているというリスクがある。おかげで 昨年はとても良いパフォーマンスを得られたのだが、もしも 米国に何かあった時のことを考えると、 リスクが大きすぎるのではないかと常々心配をしていた。 この投資信託は、米国以外の先進国に分散投資をするのだから、米国に資産が集中しているポジションのリスク分散としては非常に効果的だと思う。日本の割合がやや大きいのは気にならないでもないが、まあ、この際細かいことはいいか。日本も除いてほしかったのだが、米国と日本を除く という インデックスが世界的に需要があるかといえばそんなことはないだろうから。 総経費率が0.23%とそこそこ安いのでとりあえず買ってみることにした。 最近、SBIアセットマネジメントの投資信託が充実しているように思う。なので、SBIホールディングスの株はしばらく持ち続けることにしよう。

Bingの検索結果謎

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 米国株はすでに割高だとずっと言われているように思わなくもない。それならなにか考えなければならないかもしれないなどと考えながら、実際にはPERはどれくらいかのだろうかと確かめるために、「S&P500 per チャート」で検索してみた。 いつも使うブラウザがビバルディで、そのビバルディの検索エンジンをビングに設定しているのだが、そのビングで検索するとなぜか次の検索結果が… なぜだろうか…。