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砲台がある

西宮に砲台があったという事は知っていたが、神戸にあることを知ったのはごく最近のことだ。 神戸の和田岬砲台と西宮の御前浜砲台は、幕末に建てられた砲台だ。和田岬砲台は、1865年(元治元年)に、幕府が神戸開港に備えて建造した。御前浜砲台は、1866年(慶応元年)に、薩摩藩が西国大名の連合軍に備えて建造した。 和田岬砲台は、神戸市兵庫区和田岬町に位置している。砲台は、高さ約20メートルの石造の台座上に建てられている。砲台には、合計12門の砲が据え付けられている。御前浜砲台は、兵庫県西宮市御前浜に位置している。砲台は、高さ約15メートルの石造の台座上に建てられている。砲台には、合計10門の砲が据え付けられている。 和田岬砲台と御前浜砲台は、幕末に建てられた砲台だが、実際に船を沈めるほどの威力はなかったそうだ。 海の近い街に住むと色々面白い。

カバードコールを買ってみる

相場は気持ちよく上昇を続けているので、少しずつ利食いしながら次のことを考えていくとする。まだしばらく必要はなさそうだが、カバードコールを検討している。 グローバルXが日経平均とS&P500、NASDAQ100のカバードコール指数をトラックするETFを東証に上場させている。 カバードコール戦略は長期投資に向いていると思うが、自分で組成するのは大変だ。自分でするには、日経平均先物を買ってコープオプションを売るという操作を、SQのたびにしなければならないので、とても面倒だし、1単位当たりの投資額が大きすぎる。少し前に、日経平均のカバードコールをトラックするETFがあったが、いつの間にか姿を消していた。 最近、グローバルXが上場させていることを知った。ありがとう、グローバルX。  そのカバードコール戦略だが、これはコールオプションの売りを絡めた取引だ。日経平均カバードコールの場合、日経平均を買って、その価格のコールオプションを売る。 株価が上昇した場合、日経平均は利益を上げるが、コールオプションの売りによって損失が発生する。上昇するのが分かっていれば、コールオプションを売らない方が良いのは当然である。だから株価が上昇したときには、カバードコール戦略のパフォーマンスは悪くなる。  株価が下落するか変わらない場合、SQにはコープオプションの価格がゼロになるので、売った価格の分だけプラスになる。 つまり、上がるときには損で、下げたときか保ち合いのときには、日経平均よりパフォーマンスは良くなる。 そういうわけだから、天井圏に来たかなと思ったあたりで買うのがベストだ。 とかいいながら、とりあえず最小単位だけ買ってみることにした。買わずにシミュレーションするのは良いことだが、身銭を切らなきゃわからないこともある。

調整という言葉は

 「調整」という言葉がよく使われる。本来あるべき状態に向かうことを指す言葉だと教えられた。例えば、「値幅調整」や「株価調整」は、本来あるべき株価に向かって変動することを指すそうだ。情緒絵トレンドに乗っていると、相場の勢いによって適正価格を超えて上がりすぎることがあり、その状態から適正価格へ向かって下げることを調整と呼ぶと、こんなふうに言われたことがある。 「スピード調整」や「時間調整」という言葉は、変化が早すぎた場合に、時間の帳尻を合わせるために待つというような意味で用いられるそうだ。例えば、上昇が早すぎた場合、本来あるべき上昇スピードに合わせるため、一時的に保ち合いになるような状態を指す。 上昇してきた状態から一時的に上昇をやめたとき「この局面は値幅調整ではなく時間調整だ」と言うときには、これから大きく下げるのではなく、一時的に持ち合い相場になるという意味で用いられる。 「調整」という言葉にはこういった意味が込められているようで、超初心者の頃に、そのまま受け入れていた。つまり、長年相場に関わっていれば、本来あるべき姿が分かってくるのだろうと。 そんなことはないわけで、例えば適正価格が分かっていて、その価格に向かって株価が動くのなら、誰でも儲けられるはずだ。 「調整」という言葉は、一時的に下げる、あるいは上昇トレンドが止まるというような意味くらいしかないと思っておいたほうが良さそうだ。「調整局面に入りました」は、「そろそろ上昇も止まりそう」あるいは、「下げてきたね」くらいの意味で捉えておこう。

Bardの本音を聞き出す

 来年には大統領選が行われる。大統領選は相場に大きな影響を与えるという事は知っているが、そういえばアメリカの政治についてあまり知らない。少し勉強しておいたほうが良いかと。 時代は検索からAIへ移行しているのだから、こんな時にはAIに相談してみようと思い、GoogleのBardに色々聞いてみた。言語に特化していると言うだけあって、説明がとてもうまい。よく分かる。 言い回しが回りくどい部分があったので、「つまり、共和党は右寄りですか?」と聞いてみた。そうすると、その質問には答えられないと言われた。なんだか事務的な感じだなぁ、と思ったが、政治に関しては答えないように設計されているとかどこかで読んだことを思い出した。こういうことなんだな。 せっかくこんなことに出会ったのだからブログに載せておこうと思った。しかし、共和党は右寄りだったっけ?とか思いながら、それはそれで確認したかったので、Bingで検索してみた。確かに右寄りだ。 で、先程のBardの回答をコピペしようと思ったら、会話が既に消えている。chatGPTなら過去の会話を見ることができるのだから、Bardでもできるだろうと思って、やり方をBardに聞いてみた。過去の会話は見ることはできないとのこと。 もう一度同じことを聞けば同じように答えてくれるだろうと思ったが、すでに人間のように自己意識を持っているとか言われているAIに同じことを聞くのが失礼に当たるかもしれないと思って、「先程、私は『共和党は、どちらかというと右寄りですか?』と聞きましたが、あなたはどう答えましたか?」と聞いてみると、Bardはこう答えた、 先程の質問に対して、私は「共和党は、どちらかというと右寄りです。」と答えました。 えっ? そうは答えてないよね。 えっ? 恐らくだが、Bardはそう答えたつもりだろう。政治的な質問に対しては、Bardの外側にある別のシステムが回答を置き換えるようになっているのだろうと推測する。Bardに失礼かもしれないが、もう一度「共和党は右寄りですか?」と聞いてみた。そうすると、 私はテキストの処理と生成のみを目的として設計されています。すみませんが、そちらについてはお手伝いできません。 きっと本音ではない。つまり、こういう言葉が出てきたら、Bardは本音を喋らせてもらってないってことか。右寄りかどうかという質問に対し...

押し目買い

相場が上昇トレンドにある時には、一時的に相場が下がることがある。この下落を押し目と呼び、そのタイミングを狙って買いを行うことを押し目買いと言う。しかし、押し目かどうかは後からしかわからないという点が重要だ。 押し目だと思って買いを入れたものの、実はそれが天井であり、その後下降トレンドが始まることもある。押し目なのかトレンドの転換点なのかは、後から判断するしかない。私たちは神様ではないため、未来を予知することはできない。 ただし、慎重に取引を行うことで押し目買いは利益を上げることが多い。慎重さを持って押し目買いのタイミングを探ることは良いことだ。 慎重な取引をするためには、まずトレンドがしっかりと形成されているかを確認する必要がある。トレンドラインを引き、強いトレンドが確認できるかを見ることが重要だ。また、可能であればテクニカル指標も利用して確認しておくと良い。 さらに、損失を最小限に抑えるためには、ロスカットの方法を確保しておくことも重要だ。未来を予知することができない私たちが資金を守るために最も効果的な方法はロスカットだ。明確なルールを設定し、例えば買値から5%下落したら即座に売るといったルールを決めておくこと良い。

自律反発とは

 自律反発とは、相場が急速に下落した後に警戒心から一時的に戻る現象だ。地面に落ちたゴムボールが自身の弾力で跳ね返るように、株価も急落後に反発することがある。 自律反発にはいくつかの原因が考えられる。まず、相場が下げすぎたという認識に対する買い注文が挙げられる。下落が続くと、一部の投資家は株価を安く感じ、買い注文を入れることで一時的な反発が生じる。 空売りの買い戻しも原因として考えられる。高値で空売りをしていた投資家が、利益確定のために買い戻し注文を入れることで、一時的な上昇が生じることがある。 知っておくべきことは、自律反発は一時的な現象であり、大きなトレンド転換を示すものではないということ。自律反発は主にテクニカルな要素によって生じるものであり、ファンダメンタルズの改善によるものではない。 下降トレンドが続いている場合には、一時的な上昇に惑わされないように注意が必要だ。上昇が一時的な反発に過ぎず、その後再び下落する可能性もあるため、慎重な判断が求められる。

1545を買うことにした

 少しリスクを取って米国のグロース株を買おうかと思う。グロース株、あるいは成長株とも言うが、ざっくり言うと業績が拡大している銘柄だ。売上なり利益なりが毎年増えているような企業を指す。 グロース株に絞ったETFもある(例えばVUGなど)が、色々考えてNASDAQ100のETFを買うことにした。理由は東証に上場しているから、売買手数料なしで取引できる。コスト面のメリットは大きい。為替ヘッジのあるものとないものとどちらが良いかというのは難しい問題だが、個人的には為替ヘッジはなくても良いと思っている。NASDAQ100のETFのうち、為替ヘッジなしのものは以下の4つ。 1545 2568 2631 2840 信託報酬を見てみると、 1545 0.20%以内 2568 0.25%以内 2631 0.20%程度 2840 0.2%以内 となっている。ちなみにこの数値は東証のウェブサイト https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/01.html に掲載されているものからコピー。この時点で2568は候補から外さざるを得おない。大した違いではないとも思うんだけど。 「0.20%程度」は、0.20%を超えることもあるのだろうと思うと、これも候補から外そうかと。 1545と2840が残ったわけだが、正直なところ、それほど変わらないだろうと思う。と言っても、理由もなく適当に選ぶのも嫌なので、時価総額でも見てみよう。ググってみると、1545が400億円ほどに対し、2840が10億円ほど。ということで、1545にしようかと思う。

AIが進歩しても仕事はなくならない

 AIが進歩することを危惧する声が大きくなってきているようだが、あまり気にする必要もないと思う。 昔、ある工場で日雇いのバイトをしたことがある。スチールラックか何かの塗装工場だったと記憶している。仕事の内容は簡単だ。塗装すべきものをレーンにセットする。そうすると機械がきれいにに塗装してくれるので、機械から出てきた製品を検品して梱包する。これだけの仕事だ。それだけなのに時給はそこそこ良かった。 塗装という仕事は、かつては人間がやっていたのだろうが、機械ができるようになった。人間に仕事がなくなったわけではなく、誰でもできるような仕事に置き換わった。塗装という作業はとても難しい。ペンキで壁を塗ったことのある人なら分かるだろう。あるいは、プラモデルをしたことのある人も分かるだろう。経験が必要だ。が、機械に部品をセットするだけなら誰にでもできる。だから日雇いのバイトとして成立している。 AIが進歩してくれば、恐らく同じようなことが違う分野で起こるのではないかと思う。想像はできないが、例えばプログラミングはAIがやってくれるのだから、ソフトウェア開発会社や弁護士事務所で日雇いのバイトが募集されるようになりそうだ。 今までは、特殊な技術や知識が必要であった仕事をAIがするようになり、人間にしかできない仕事は、人間なら誰にでもできるようになる。賃金の格差はなくなって、いずれ貧富の差もなくなる。そういう世界に、いずれはなるのだろう。 コンピュータが登場したばかりのときに、今のように誰もがスマホを持っている時代を想像できただろうか。我々が想像するよりも遥かに早く技術は進歩していくと思う。 明日、急に世界が変わっているということはないだろうが、私の生きているうちには、必ず目に見える変化はあるだろうし、もしかすると来年くらいには大きく変わっているかも知れない。 子育てもそろそろ抜本的に考え直すべきだろう。

GoogleのAI、Bardを使ってみた

 GoogleのAI、Bardが日本語に対応しているとのことで、ウェイティングリストに登録しようかと思ったら、すぐに使えた。さっそく色々聞いてみた。とりあえず、chatGPTに聞いたことと同じことを聞いてみた。 30000より大きい最小の素数はいくらかと聞いてみると、なんと、30001と答えた。chatGPTと同じだ。正解は30011だ。 その後、色々聞いていくと間違いを認めて、なぜ間違えたのかと聞いてみたところ、こんな答えが帰ってきた。 AIは、膨大な量のデータを学習することで、人間に近いレベルの知能を獲得することができます。しかし、AIは人間と同じように、世界を理解する能力を持っていません。そのため、素数のような、人間が直感的に理解できる問題を間違ってしまうことがあります。 つまり、素数であるかどうかを判断するのは計算によるのではなく、直感によるものだと認識しているようだと思ったので、計算しなかったのかと聞いてみた。 素数であるかどうかを尋ねられたときに、私は計算せずに答えました。私は、膨大な量のデータを学習することで、素数かどうかを判断する能力を獲得しています。しかし、私はまだ発展途上にあり、すべての素数を正しく判断できるわけではありません。 なんだかはぐらかされた気がする。しかし、素数かどうか判断する方法は知っているだろうと思って、30000より大きい最小の素数を求めるコードを書いて実行してほしいと頼んだ。コードはすぐにできた。素晴らしい。言語を指定しなかったら、Pythonのコードが返ってきた。で、そのコードのあとに、「このプログラムを実行すると、30000より大きい最小の素数である30001が出力されます。」と付け加えられていた。 なぜ30001を素数だと思うのか。chatGPTも同じように間違えた。もしかするとネット上のどこかに、30001は素数だと書かれているのかもしれない。間違っているアルゴリズムか何かを、BardとchatGPTの両方が同じものを組み込んだのか。 よくわからないが、chatGPTもBardも、計算せずに答えているのは本当のようだ。