USBメモリからChromeOSを起動

事務所のパソコンなんて誰が使っているか分からない。ウイルスに感染したファイルを削除したという記録が、セキュリティソフトのログに残っていた。セキュリティソフトが反応したのだからこのパソコンは大丈夫だろうとは思うが、それでもプライベートな内容を扱うのは恐ろしい。かと言って使える状態にしなければならないし…。

いろいろ悩んだ末、USBメモリにChromeOSをインストールして起動することにした。せっかくやり方が分かったので、ここにメモしておこうかと。ブートディスクを作成したパソコンはLenovoのWindows10だ。

するべきことは大きく分けて3つ。ディスクイメージのダウンロード、USBメモリにインストール、BIOSの設定だ。

ディスクイメージのダウンロードは以下のサイトから。

http://chromium.arnoldthebat.co.uk

「daily」にアクスして、パソコンのプロセッサーにあったイメージファイルをダウンロードする。わからなければ順番に試せば良い。ファイル名が「Cx86…」、「CARM…」、「Camd…」のものの3種類あるから、最新版をインストールすると仮定すれば、3回試せばどれかがヒットするはず。

イメージファイルは7z形式で圧縮されているのだが、Windows10ではデフォルトでは解凍できないので、解凍ソフトをインストールしなければならない。「7z」でググればいくつか見つかるだろう。私が使ったのは7-zip。

http://sevenzip.sourceforge.jp/

解凍したイメージファイルをUSBメモリにインストールするには、専用のソフトが必要。私が使ったのはWin32 Disk Imager。

http://sourceforge.net/projects/win32diskimager/files/Archive/

ダウンロードしたファイルで起動ディスクを作れば、次はBIOSを設定する。BIOSの設定をする方法は機種によって異なる。「機種名 BIOS」でググれば見つかるはず。私の使っているパソコンでは、起動直後F2キーを押し続けることでBIOSの設定画面に入れた。F8キー、F12キーで起動する機種もある。

起動順位を変更してUSBメモリをハードディスクよりも先に持ってくれば良い。英語が少し読めればなんとかなるはず。

4GBのUSBメモリで無事に起動したのだが、起動するとディスク容量が少ないというメッセージが表示された。もう少し容量の大きい物のほうが良いかもしれない。



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