買わないアクティブファンド
アクティブファンドは相場の平均よりも高いパフォーマンスを狙うためのものだ。相場平均で良いのならインデックスファンドのほうが遥かに優れている。優れたアクティブファンドならインデックスファンドよりも高いパフォーマンスを上げる事ができるわけだが、そのファンドが優れたものなのかどうかを判断するのはなかなか難しい。
選び方は難しいが、こんなアクティブファンドは選ばない方が良いと教えてもらったことがある。それは、よく知っている企業が組入上位にあるファンドだ。例えば、東証の時価総額ランキングを見てみると、トヨタ、ソニー、MUFG、などと誰もが知っている企業が並ぶ。「東証 時価総額ランキング」でググればすぐに見つけられるはずだ。
時価総額の大きい銘柄がたくさん採用されていると、値動きがインデックスと同じ様になる。それなら経費率の高い分だけインデックスに劣る可能性は高い。
過去の実績を確認するのはもちろん大事だが、組入銘柄を見て、聞いたことのないようなマイナー企業が上位に組み入れられているものほど高いパフォーマンスが期待できる。
なるほど、と思った。
東証にアクティブファンドのETFが上場するようになった。インデックスファンドだけで今のところはうまく行っているからこのままでも良いのだが、面白そうなので少しくらいはアクティブファンドに投資してみてもよいかと少し思う。