4資産均等をやめた理由
4資産均等というポートフォリオを組んでいたことがあるが、今はまずしない。4資産均等というのは、国内株式、国内債券、海外株式、海外債券をそれぞれ25%ずつ保有するというものだ。
国内に半分も投資するのはなぜだろうか?と思ったときに、このポートフォリオをやめた。
最適な運用方法が国籍によって異なることはないだろう。もし自分が日本人ではなく、日本に住んでもいないのなら、日本に半分も投資するだろうか?
MSCI World Indexの国別割合を見ても、日本は1割にも満たない。MSCI ACWIなら5パーセントちょっとだ。
海外に投資するのが困難な時代もあっただろうし、手数料がべらぼうに高い時代もあっただろうが、今はそうではない。
投資信託やETFを使えば海外ニュース投資するのは難しくはないしコストも高くはない。例えば東証に上場しているETFなら、売買手数料を支払わない方法もあるし、保有コストも低い。
分散という観点で見ても、ある国に資産の半分も投じるべきではないだろう。