腐敗について誤解なきように

 誤解されないように念の為に書いておこうと思う。組織は腐敗するのが普通だ。それを批判しようとは思わない。人間が老化していくのと同じように、組織は腐敗していく。それくらい当たり前のことだ。

何十年も腐敗せずに続いている組織は、人が入れ替わり、風土も変わり、時には組織が一新されている。例えば会社なら取締役が総入れ替えになったり、事業内容がガラッと変わったりすることも珍しくはない。そうやって存続しているが、実質的には生まれ変わっているようなものだ。

創業は易く守成は難し

などと言う。創るよりも維持するほうが難しいというのは、古くから知られてきたことだ。

どの会社も腐敗を防ぐために多くのコストをかけている。試しに「腐敗 組織」や「会社 腐敗」などでググってみると良い。腐敗を防ぐ完璧な方法というのはおそらくないと思うが、何もしなければ組織は確実に腐敗していくことを知っておくのは必要条件だろう。

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