詐欺にあいかけた
ネットショッピング詐欺に遭いかけた。
ネットがあまり得意でない人から、ネットで買い物をしてほしいと言われることがよくある。今回はブランド品がとても安く販売されているから代わりに買ってほしいとのこと。
目的の商品をレジに入れて決済しようと思うと、クレジットカードで決済できないそうだ。あとから振込先をメールで送るとか。今どきそんなことがあるのかと思ったのだが、待ってみることにした。
翌日送られてきたメールには振込先が記載されていたが、個人名義の口座だ。このあたりでとても怪しいと気づく。
会社名でググってみると、詐欺情報の掲載されたウェブサイトがヒットする。振込先をググってみても、やはり詐欺情報サイトがヒットする。もう詐欺確定だ。振り込む前で良かった。
もう少し早く気づくことができたかも知れない。気づけそうだったポイントはいくつかある。
まず、不自然な会社名がトップページに表示されている。カタカナ化で書かれていたが、日本語っぽくない。後で調べてみたところ、ベトナム語をカタカナ表記にしたものだった。ネットショップのバナーが「株式会社〇〇」というのは聞いたことがない。
ウェブサイトのデザインがとても下手くそだったところで気づくべきだったかもしれない。
大手家電量販店のバナーが貼られていたから、グループ企業だと思ってしまった。が、よく考えたら、その家電量販店もネットショップを持っているのだから、おかしい話だ。
今どきクレジットカード決済ができないというのも不自然だ。
振込先が個人名義というのは決定的だ。さすがにこの時点では気づかなきゃならない。
個人名義の口座に振り込ませるということは、会社の法人口座を開設できないか、あるいはそもそも会社がないかのどちらかだろう。どちらにしても怪しい。
メールは来たが、とりあえずは無視しておこう。