天災に買い向え

 地震だ。株価は下がるのか上がるのかは、私には分からないが、下げたのなら買えば良いと、私は思う。

なぜ下がるのか。それは、売らなきゃならない投資家がいるからだ。キャッシュが必要になれば、相場の未来とは関係なく売らなければならない。売りたくなくても売らなきゃならない。その売りで株価が下がれば、下がったことによって損失が発生し、損切りのために売らなきゃならなくなる投資家が増える。これがさらに下げを加速する。こう考えるのが自然だ。

このときに、我々ばどうすべきか。単に利益を追求するのなら売り浴びせれば良いわけだが。

ここで我々は買い向かうべきだろう。

売る投資家は、売りたくて売っているのではない。株価が下がるのだから、もちろん売りたくない。少しでも高く売りたいと考えているはずだ。ここで買い支えるのは、単価的な利益を追求されない個人投資家の役目ではないかと思う。

だからといってレバレッジを効かせて買うのはこちらのリスクが大きすぎる。短期的には不要な資金で買いって、株価が上がらなければ寄付したと思えば良い。

こちらが大損するわけにもいかないから、分散は心がけたい。年明けから、ETFを少しずつ買うというスタンスが良いかと思う。

為替については、円高になることが予想される。これも同じ理屈で、例えば米国株で運用していれば、米国株を売って得たドルで日本円を買わなきゃならない。円が高くても買わなきゃならないのだから、こちらはドルを買えば良い。短期的には下げるだろうから、レバレッジを効かせてトレーディングするのなら円買いだろうか、我々はドルを買おう。この機会にドル建てのETFや米国株を買って、もしも損失が出れば寄付したと思って諦める。

下げれば買う方向で。


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